アジア・アジアパラ競技大会が地域にもたらす影響を探る講演会とシンポジウムが11日、名古屋市の名城大学ナゴヤドーム前キャンパスで開催された。東海体育学会の主催で、学会員や一般市民ら約40人が参加した。
中森副事務局長が大会の意義を解説
講演では、大会組織委員会の中森康弘副事務局長が登壇。大会誘致の経緯や既存施設の活用など、特徴的な準備状況を説明した。中森氏は「アスリート同士の交流の場となるだけでなく、田原市や豊田市など会場が分散していることで、各地域の活性化にもつながる」と述べ、開催意義を強調。さらに、県や名古屋市に対して「開催意義を引き継いだ都市計画を進めてほしい」と要望した。
シンポジウムでパラメダリストが語る
続くシンポジウムには、東京パラリンピックバドミントン銅メダリストの伊藤則子氏ら3人が参加。伊藤氏は、今大会で選手村が設けられない点について「パラの選手にとっては、広い敷地内を歩かなくてよいメリットもある」と指摘。最後に「大会が関わった人すべての思い出に残り、開催を機に街も住みやすくなってくれることを願っている」と締めくくった。



