安定配当を狙う個人投資家に朗報
安定した配当収入を期待できる高配当利回り銘柄は、個人投資家の間で根強い人気を誇る。株式投資の収益は株価上昇によるキャピタルゲインと配当収入などのインカムゲインに大別されるが、安定配当の銘柄を保有すれば定期的な収入を得られる利点があるからだ。
『会社四季報プロ500』は、3800社を超える上場企業の中から、業績見通しや株価の状況、テーマ性などを考慮して選別した注目の500銘柄を掲載。『会社四季報』の独自業績予想に加え、株価チャートなど豊富なビジュアルデータで、有望株を効率的に探せるのが強みだ。
今回は、6月17日に発売された『会社四季報プロ500』2026年夏号に掲載された厳選500社の中から、今期の予想配当利回りが高い企業トップ50をランキング形式で紹介する。
予想配当利回り5%以上の銘柄がずらり
『会社四季報プロ500』26年夏号に掲載した500社で予想利回りが最も高かったのは、UTグループ(2146)だ。今期の予想利回りは6.37%に達する。
同社は製造業向け人材派遣が主力で、半導体向けや自動車向けに強い。九州のTSMC関連、北海道のラピダス関連など、国内では半導体の製造能力強化に向けた大規模な設備投資が続いており、その恩恵を享受する期待がある。ただし、27年3月期の会社計画の営業利益は100億円と、前期比で5.8%の減益を見込んでいる。社員向け株式報酬費や採用費、広告宣伝費などのコストが増加するためだ。
業績動向や配当方針の変化には注意
高配当利回り銘柄は魅力的だが、業績動向や配当方針の変化には注意が必要だ。減益見通しやコスト増加が配当の持続性に影響を与える可能性がある。投資判断の際には、企業の財務状況や将来の成長性を総合的に評価することが重要となる。
以下のランキングでは、『会社四季報プロ500』掲載銘柄の中から、今期予想配当利回りの高い順にトップ50を掲載している。
高利回りランキング(一部抜粋)
- UTグループ:予想利回り6.37%
- その他、5%以上の銘柄が多数
詳細は『会社四季報プロ500 2026年 夏号』(東洋経済新報社)を参照されたい。



