任天堂の株価が急騰し、2023年11月22日の取引で一時、前日比5%超の上昇を記録した。時価総額は約12兆円に達し、過去最高値を更新した。この急騰は、携帯型ゲーム機「Nintendo Switch」の後継機種に関する発表期待が高まったことが主因とみられる。
株価上昇の背景
市場関係者の間では、任天堂が2024年度中にスイッチの後継機を発表するとの観測が広がっている。また、円安の進行により、海外売上高比率が高い任天堂にとって為替差益が期待できることも株価を押し上げている。実際、2023年4~9月期の連結決算では、営業利益が前年同期比で約2倍に増加した。
アナリストの見解
モルガン・スタンレーMUFG証券のアナリストは「任天堂は2024年3月期の業績予想を上方修正する可能性が高い。新型ハードウェアの投入は2024年末から2025年初めと予想する」とコメントしている。
今後の展望
任天堂はこれまで、スイッチの累計販売台数が1億3000万台を超えるなど、好調を維持してきた。しかし、発売から7年が経過し、ハードウェアの陳腐化が懸念されている。後継機の投入により、再び成長軌道に乗ることが期待されている。



