クライアントとの信頼関係を築くために、ライターがしてはいけないこととは。勝手な判断で仕事を進めたり、SNSでクライアントの悪口を書いたりすると、気づかぬ間に仕事が減っていく。長く選ばれるライターになるためには、報連相(報告・連絡・相談)を徹底し、発注者から「安心して任せられる」と思われることが重要だ。
報連相が信頼につながる理由
継続案件の中で、いつもとタイプの違う発注を受けた場合、事前に「記事の方向性はこのようなイメージで問題ないでしょうか?」と確認し、仮想でタイトルや小見出しを作成して送付する。自分が勘違いしたまま仕事を進めるとやり直しになる可能性があり、かえって時間がかかるからだ。特に相手が「納期絶対遵守」と考えている場合、意思疎通の相違は厄介な事態を招く。
例えば、転職活動に関する記事のタイトルと構成案を事前に送ることで、相手に記事のイメージを伝えやすくなる。ざっくりとした構成案でも、相手の安心につながる。また、案件を受注したときは「〇日までに送付します」と連絡し、遅れそうなら「少し遅れます。申し訳ありません」と状況報告を行う。
発注者は、ライターに仕事を発注したとき、「今どこまで進んでいるのか」がわからないからこそ不安を感じている。納期前に慌てるのを避けるため、できる限り前倒しで作業を進めることが望ましい。どうしても納期ギリギリになる場合は、早めに連絡することが肝心だ。
SNSでの発言が信頼を損なう
ライターがSNSで「この人、うちの悪口をネットに書いてるじゃん」とクライアントに思われるような投稿をすると、取引先を失望させ、仕事が減る原因になる。気づかぬ間に信頼を失い、継続案件が途絶えることもある。SNSでの不満や愚痴は、たとえ特定のクライアントを明示しなくても、内容から推測される可能性があるため、注意が必要だ。
信頼構築には、報連相の徹底とSNSでの慎重な発言が欠かせない。発注者から「このライターなら安心」と思われる存在こそが、長く選ばれ続けるライターである。



