鎌倉パスタ運営元サンマルクHD、派生業態「てっぱんのスパゲッティ」に注力する理由
鎌倉パスタ運営元サンマルクHD、派生業態に注力する理由

パスタチェーン「鎌倉パスタ」を運営するサンマルクホールディングス(HD)が、新たな派生業態の展開を加速させている。その一つが、南町田グランベリーパーク内のフードホール「Gathering Market」に出店する「てっぱんのスパゲッティ」だ。

鉄板で提供する新感覚パスタ

「てっぱんのスパゲッティ」は、その名の通り鉄板に乗せた熱々のスパゲッティが特徴。筆者が注文した「一枚ベーコンのカルボナーラ」は並盛300gで1090円と良心的な価格設定。大きなベーコンが乗ったカルボナーラは鉄板の上でアツアツの状態で提供され、商品としてのわかりやすさがある。アヒージョやトーストなどサイドメニューも充実している。

派生業態への注力背景

なぜサンマルクHDは、看板ブランドである鎌倉パスタを持ちながら、別の名前のパスタ業態を広げているのか。その答えは2026年3月期の決算説明資料にある。同資料では2027年3月期の重点施策として「パスタ業態のポテンシャルの最大化」が掲げられ、派生業態として「おだしもん」と「てっぱんのスパゲッティ」が挙げられている。

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「おだしもん」は高単価・女性客・モーニング需要に対応し、「てっぱんのスパゲッティ」は小規模店舗・フードコート対応を強みとする。これは単なる店舗数拡大ではなく、パスタという料理ジャンルを複数の業態フォーマットに分解して展開する戦略と読める。

今後の展開

サンマルクHDは、派生業態の出店によりパスタ業態全体のポテンシャルを最大化する方針。特に「てっぱんのスパゲッティ」はフードコートや小規模店舗に出店しやすく、鎌倉パスタとは異なる客層の取り込みが期待される。同社の今後の動向が注目される。

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