日本郵政、ゆうパック値上げで収益改善狙う 2025年10月から
日本郵政、ゆうパック値上げで収益改善へ

日本郵政株式会社は2025年10月1日から、宅配サービス「ゆうパック」の運賃を平均約10%引き上げると発表した。これは、深刻化する人手不足や燃料費・人件費の高騰に対応するための措置であり、収益改善を目指す。

値上げの詳細と背景

新運賃は、荷物のサイズや距離に応じて変わるが、60サイズ(縦横高さの合計60cm以内)の東京から大阪への配送で、現行の850円から約930円に値上げされる。同社は「配送ドライバーの確保や賃金水準の向上が急務であり、適正な価格転嫁が必要と判断した」と説明している。

業績への影響と今後の戦略

日本郵政の宅配事業は、EC市場の拡大で需要が増加する一方、競争激化やコスト増で収益が圧迫されている。2024年3月期の宅配事業の営業利益は前期比で減少しており、今回の値上げで年間約300億円の収益改善を見込む。同社は「サービス品質の維持・向上のため、今後も効率化を進める」としている。

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