埼玉県の住宅地、地価上昇率ランキングTOP314を発表
東洋経済オンライン編集部は、国土交通省が公表した「2026年地価公示」のデータを基に、埼玉県の住宅地における地価上昇率ランキングを作成した。6月19日に配信した地価が高い上位約300地点とは異なり、今回は上昇率に焦点を当てている。
ランキング全体を俯瞰すると、2桁の上昇率を記録したのはわずか2地点にとどまった。これは、近隣の東京都が307地点、千葉県が46地点、神奈川県が10地点だったのと比較すると、かなり控えめな結果である。
上位地点の詳細
1位は「さいたま市浦和区高砂2丁目」(最寄り駅:浦和)、2位は「さいたま市大宮区下町1丁目」(同:大宮)となった。この2地点は、19日配信の地価ランキングでも1位と2位を占めており、埼玉県内で屈指の人気住宅地である。地価の水準も需要の高まりも突出している状況が読み取れる。
3位には「川口市大字西立野字寺ヶ崎」(同:戸塚安行)がランクイン。東京外環自動車道の川口東インターチェンジに近接している。鑑定書によれば、「最寄駅から徒歩圏内にあり区画整理も徐々に進行し、堅調な需要が認められることから、このところ地価は上昇傾向にある」という。
4位は「所沢市西住吉」。近年発展が著しい西武鉄道の所沢駅が最寄りだ。鑑定書では、「地区計画や周囲の区画整理等もあり、戸建住宅地の需要が主である。土地の供給があれば業者は強気の販売価格を設定。将来の見込みは強い」と評価されている。
5位には「川口市大字小谷場字岡ノ下」(同:南浦和)が入った。鑑定書は「区画整理事業の進捗に伴い周辺環境も改善され、堅調な住宅需要も認められることから、このところ地価は上昇傾向」としている。
駅前再開発や区画整理が地価を押し上げる
個別地点を分析すると、駅前再開発や区画整理事業の進展が地価上昇の大きな要因となっていることがわかる。特にさいたま市や川口市、所沢市など、交通アクセスが良好で都市基盤整備が進むエリアで顕著な上昇が見られた。
次ページ以降では、1位から46位までの全ランキングを掲載している。



