『VIVANT』第2期が、7月26日から2クールにわたり放映される。人気の主な要因はいくつか考えられる。
豪華キャストの魅力
まず目につくのは、主役級が揃ったキャストの豪華さだ。乃木に協力し、ともにテントに立ち向かう警視庁公安部の刑事・野崎守に阿部寛、別班における乃木の後輩・黒須駿に松坂桃李、バルカ共和国で働く医師で乃木と親しくなる柚木薫に二階堂ふみ。一方、乃木らに対峙するテントの側には最高幹部・ノコルに二宮和也、元公安部の刑事ながらテントの創設者・リーダーとなったノゴーン・ベキに役所広司。
いずれも単独でゴールデンタイムの主役が務まる人気と実力を兼ね備えた俳優がずらりと並ぶ。元々日曜劇場は、現在のドラマ界で最もキャスティングの強力な枠ではあるが、それを踏まえても配役の凄さは際立っている。
脇を固める実力派
また脇を固める俳優陣にも迫田孝也や小日向文世、竜星涼、濱田岳、檀れい、飯沼愛など、安定した実力、新鮮な魅力の持ち主が顔を揃えていた。加えて、元大相撲力士という異色の経歴を持ち、オーディションで乃木らをサポートするドラム役に抜擢された富栄ドラムは一躍人気者に。今回、ドラムが主人公のスピンオフも配信されている。
長髪が印象的なバルカの警察官・チンギス役で存在感たっぷりだったバルサラハガバ・バトボルドがこのドラマをきっかけに知られるようになったのも、国際色豊かなこの作品ならではのことだろう。
圧倒的な制作規模
国際的という意味では、ロケや演出のスケール感も忘れてはならない要素だ。伝えられるところでは、プライムタイムの1時間ドラマ1話の制作費が一般に3000万円から4000万円なのに対し、この『VIVANT』では1話に1億円が投じられた。
まず初回の冒頭シーンが度肝を抜いた。どこかわからない広大な砂漠の中をなぜかスーツ姿で彷徨する乃木の姿。これがどのような場面なのかはいっさいわからないまま、視聴者はその謎めいた映像に見入ることになった。モンゴルロケによる撮影シーンだが、インパクト十分な導入である。



