俳優の香取慎吾さんが、自身が主演を務める社会派サスペンス「連続ドラマW 東野圭吾『虚(うつ)ろな十字架』」の原作者である東野圭吾さんの訃報に触れ、驚きとともに作品への思いを語った。
訃報をスマホで見た瞬間
香取さんは、訃報をスマホで見たのは街を歩いている時だったと明かし、「足が止まって、『えっ』と声が出た。しばらく理解できませんでした」と当時の心境を振り返った。
ドラマや映画の原作者に会うことはなかなかないとしつつも、この秋放送中のドラマの原作者である東野さんとは「どこかで会えるんじゃないかなと思っていました」と話す。撮影前にプロデューサーを通して東野さんからの言葉をもらっていたため、完成した暁には会えると思っていた矢先の出来事だったという。
東野さんからの言葉と作品への思い
東野さんからは、ドラマの重い内容の中でもほんの少し出てくる中原道正の「陽」の部分について「香取さんは持っている。いいですね」と伝えられていたという。香取さんは「僕が東野作品の一部になれるとは、思いもしませんでした」と語った。
撮影を手がける瀬々敬久監督との初めての顔合わせの際、白石和彌監督が撮った香取さんの主演映画「凪(なぎ)待ち」(2019年)を見てオファーしてくれたと聞き、「特別な思いがわいた」という。新しい道を歩き始めようと模索しているさなかに撮影をした、ものすごく大切な作品だと述べている。
思い出深いエピソード
また、「座頭市THE LAST」(2010年)を撮ってくれた阪本順治監督が、ロケ地の東北まで来てくれたことも思い出深いエピソードとして挙げた。



