NHK連続テレビ小説『風、薫る』も残すところ2か月。明治の激動期を生きた女性たちの姿が描かれるが、ドラマのモチーフとなった実在の人物たちはどのような人生を歩んだのか。物語をより深く理解するための記事を3本紹介する。
大山捨松が宿敵と結婚した理由
1本目は、朝ドラに詳しいライターの田幸和歌子さんによる、大山捨松が宿敵と結婚した背景を解説した記事。多部未華子さんが演じる捨松は、11歳で渡米し22歳で帰国した際、「売れ残り」と揶揄される苦難を味わった。彼女が20歳も年上で、かつての宿敵であった薩摩の軍人・大山巌と結婚した本当の理由を、親友への手紙などから紐解く。
大関和の離婚の真相
2本目は、ルポライターの昼間たかしさんによる、大関和の離婚の真相に迫る記事。ドラマでは見上愛さんが演じるりんが夫から逃げ出して上京する姿が描かれているが、そのモチーフとなった大関和が、20歳年上の夫と離婚に至った史実を、文献をもとに明らかにする。
鈴木雅の鹿鳴館婚活の実像
3本目も、同じくルポライターの昼間たかしさんによる、鈴木雅の鹿鳴館婚活の実像を検証した記事。上坂樹里さんが演じる直美が鹿鳴館のメイドとして働くシーンが話題を呼んだが、モチーフとなった鈴木雅の実像は大きく異なっていた。ドラマが描いた鹿鳴館の裏側に隠された、史実とのギャップに迫る。
フィクションの裏側にある真実を知ることで、これからの放送がさらに楽しみになるはずだ。



