お笑いコンビ・フットボールアワーの後藤輝基と岩尾望が、漫才日本一決定戦『M-1グランプリ』で味わった“挫折”をラジオ番組で明かした。3日深夜のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』に出演し、初出場した第1回大会の衝撃を語った。
松本人志の55点に「あ、終わった」
コンビ結成翌年に「第21回ABCお笑い新人グランプリ」で最優秀新人賞を受賞し、後に第3回M-1でチャンピオンとなるなど数々の賞を総なめにしたフットボールアワー。しかし、第1回M-1では大苦戦した。後藤は「ボロ負けです。何あれ?点数」と当時を振り返り、ダウンタウン・松本人志から55点、島田紳助から66点という低評価を受けた。
「殺伐としてた。もう誰も笑う準備もないし、にらみつけてるし。審査員がにらんでんねんから(笑)」と当時の緊張感あふれる雰囲気を回顧。ダウンタウンに憧れていた2人にとって、その低評価はあまりにショックだった。岩尾は「評価してほしかった松本さん、紳助さんの2人が極端に低かったんで。“あ、終わった”ぐらいの感じ」と語る。後藤も「ホンマに俺、“辞めよう”と思いました。マジで」と告白し、「“もう辞めるしかない”と。この人らがノーって出したら、もうダメってことやから」と当時の心境を明かした。
佐久間宣行氏は「お笑いの指標が、あの2人ぐらいしかない時代ですもんね」と回想。ショックを引きずりながら大阪に帰ったものの、後藤は「アカンわと思っても、仕事が入ってる。吉本のええとこでもあるけど、劇場の出番が入ってますから」と芸人を続けた理由を述べた。
ネタをガラリと変え、第2回で評価が一変
その後、「ネタの作り方をガラッと変えた」というフットボールアワー。第2回M-1では、島田紳助氏に「お前ら去年おった?嘘やろ?こんなようなるのか」と称賛されるまでに成長。松本人志も85点、島田氏も89点と高得点を付け、惜しくも2位となった。岩尾は「ホンマにどん底まで落とされて。あの酷評された2人にええ点数つけてもらった。優勝のときより、一番うれしかった」と打ち明け、後藤も「優勝よりうれしかったです。まだ続けてええんやって」としみじみ話した。
第3回では松本も「おもろい」と絶賛し、見事に優勝を果たした。岩尾は「松本さんが、若手に“おもろい”なんて言う時代やなかった」と感激していた。
番組情報
『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』は、毎週水曜27:00~28:30に放送中。ライブ配信アプリ「17LIVE」で映像も同時配信され、放送後には限定のアフタートークも配信されている。同番組は2019年4月にスタート。佐久間氏は「この年になって、夢がかなうことがあるんだなと。中学時代から聴いていた『オールナイトニッポン』にまさか43歳でオファーがあるなんて」と驚きを語っていた。



