マニック・ストリート・プリーチャーズ、名盤『The Holy Bible』完全再現ライブが初音源化
マニック・ストリート・プリーチャーズ、名盤ライブが初音源化

英ロックバンド、マニック・ストリート・プリーチャーズが、1994年に発表した3rdアルバム『The Holy Bible』を完全再現したライブアルバム『The Holy Bible Live』を10月23日に全世界同時リリースすることが決定した。

2014年ロンドン公演を収録

今作には、『The Holy Bible』の発売20周年を記念して2014年12月に英ロンドンのラウンドハウスで行われた3公演を通じて録音された音源を収録。同アルバムの全曲を、オリジナルの曲順で演奏したステージを音源化する。

『The Holy Bible』は、1994年にリリースされたマニック・ストリート・プリーチャーズの3rdアルバムで、多くのロックファンから支持を集めた作品。今回収録される公演では、作品が持つ闇や激しさをライブで再現し、アルバム全曲を演奏した。オーバーダビングは一切施されておらず、3人編成による演奏と、それに応える観客の大合唱がそのまま収められている。

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メンバーが振り返る当時の思い

ジェームス・ディーン・ブラッドフィールド(Vo、Gt)は今回の音源化にあたり、「僕は、自分たちがまだ『The Holy Bible』を演奏できるだけのタフなバンドであることを証明したかった」と当時を回顧。「大切なのは感覚を取り戻し、筋肉の記憶や反射的な反応を呼び覚まし、自分たちに『まだできる』と証明することだった」と振り返った。

また、公演当時はひどいインフルエンザにかかり、声が出ない状態だったことも告白。それでも「ステージに上がると不思議なほど声が戻ってきた」といい、「このアルバムを演奏するとき、自分は別の仮面を被っているような感覚になった」と明かしている。

ニッキー・ワイアー(Ba)は、『The Holy Bible』の楽曲に再び向き合うまでには「長い時間が必要だった」と説明。アルバム発売当時ですらライブで演奏していたのは「せいぜい5〜6曲」だったといい、全曲再現には肉体的、技術的、精神的な負荷へのためらいがあったという。

一方で、全曲再現を決断した大きな理由について「リッチーの天才的な歌詞を、改めて大勢の観客に届けたかった」とコメント。「このライブ作品は、おそらく僕たちがバンドとして、友人として、『The Holy Bible』特有の精神状態を最後に共有できた瞬間を記録しているのだと思う」と語った。

初回盤特典と先行配信

初回盤には、長年のコラボレーターであるキアラン・エヴァンスが手がけた映像作品『Be Pure, Be Vigilant, Behave』のBlu-rayも付属する。同作はツアー全公演を撮影し、ラウンドハウス公演の音源に合わせて編集された作品で、これまで映画祭や特別上映でのみ公開されており、今回が初の一般販売となる。

アルバムのリリースに先駆け、「Faster(Live at The Roundhouse, London, 2014)」の先行配信もスタートしている。

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