いきものがかりが、NHKの音楽番組『tiny desk concerts JAPAN』に出演し、代表曲を普段とは異なるお洒落なアレンジで披露した。同番組は米公共ラジオNPRの人気企画『Tiny Desk Concerts』を基に、NHKのオフィス一角に設けられたスペースでアーティストが小編成の生演奏を届けるもの。放送はNHKワールド JAPANで7月26日と27日に行われる。
モノンクルとの共演が実現した背景
今回の出演では、吉岡聖恵と水野良樹が収録スペースに現れると、モノンクルの吉田沙良(Vo)と角田隆太(Ba)を中心に集められたバンドメンバーと共に演奏を開始。角田がベース、吉田とシンガー・ソングライターの映秀。がコーラスを担当し、ドラム、キーボード、バイオリン、チェロという編成でライブが繰り広げられた。
この編成は、水野が以前からモノンクルの音楽を好んでいたことに加え、いきものがかりの楽曲を様々なアーティストがアレンジしたコラボレーションアルバム『いきものがかり meets 2』にモノンクルが参加したことがきっかけで実現した。
お洒落アレンジで届けたヒット曲の数々
ライブでは、ハネたリズムやレゲエ、ラテン、レイドバックしたグルーヴなどを取り入れたアレンジで、数々のヒット曲を披露。聴き慣れた代表曲は新たな表情を見せながらも、メロディーの魅力は揺るがず、楽曲そのものの強さを改めて感じさせた。吉岡は変化に富んだサウンドに伸びやかな歌声を乗せ、新鮮なアレンジを歌い上げた。
吉田と映秀。による、エフェクトをかけるようなコーラスワークが吉岡の歌声に重なり、これまでとは一味違うハーモニーを生み出した。収録後、吉岡は「2人のコーラスに引っ張ってもらった」とうれしそうに明かした。
観覧者にはオリジナルタオルが配られ、「じょいふる」では全員でタオルを回して盛り上がる場面も。『tiny desk concerts JAPAN』ならではの親密な空間でありながら、観客を巻き込むいきものがかりらしいライブで会場は一体感に包まれた。
水野良樹が語る挑戦と手応え
水野はエレキギター、アコースティックギター、ピアノを演奏。演奏の細かなニュアンスが伝わる空間で、「大変、楽しいライブです!」と笑顔を見せた。今回のアレンジについて、水野は「普段ない環境だから、アレンジも普段はしない挑戦的なものにしたかった」と説明。「ずっとJ-POPでやってきて、例えば今日参加してくださったモノンクルのみなさんとか、ジャズとかを背景にした普段接することが少なかったミュージシャンの方々が、自分たちのJ-POPの曲をどう楽しんでいただけるかなっていうのは最初はドキドキしてたんですけど、自分たちのメロディーを本当に楽しんでくださって、自分たちも楽しめて、ジャンルを超えてこう繋がれるんだなっていうのは、うれしさもあり、自信にもなったというか。すごいすごい、いい機会を与えてもらった」と手応えを語った。
吉岡も「普段は、真っ直ぐに伝えるんだみたいな気持ちになってしまいがちなところなんですけど、すごくリラックスしたムードでライブができて。今までなかったコーラスが入ったり、今までになかったリズムの中でリラックスして楽しむってことをみなさんに教えていただいたので、曲に新しい風が吹いたなと思ってうれしかった」と振り返った。
披露された人気曲と放送予定
番組では「ブルーバード」「じょいふる」「SAKURA」「YELL」「風が吹いている」など人気曲を披露。大胆なアレンジにも揺るがない、水野が生み出したメロディーの強さと、吉岡の歌声の魅力が際立つステージとなった。
放送予定は以下の通り。
7月26日(日)午前11:10〜午前11:39、午後7:10〜午後7:39(NHKワールド JAPAN)
7月27日(月)午前0:10〜午前0:39、午前6:10〜午前6:39(NHKワールド JAPAN)



