沼尻竜典が現代音楽の新グループ「アンサンブル・ゴーフォーイット」を始動
沼尻竜典、現代音楽の新グループ「アンサンブル・ゴーフォーイット」始動

指揮者の沼尻竜典(61)が、22日午後3時から開催される「サントリーホール サマーフェスティバル」のブルーローズ公演で、現代音楽に特化した新たな演奏グループ「アンサンブル・ゴーフォーイット」を始動させる。

新グループ結成の狙い

サントリーホールが今年40周年を迎えるのをきっかけに、沼尻は「作曲家・演奏家・聴衆をより緊密に結びつけ、新たな風を起こしたい」と話す。これまで現代作品への取り組みは個人の音楽家の力に依存してきたが、それらの点と点を結ぶ演奏家集団があれば理想的だという。

グループ名の由来とメンバー

「ゴーフォーイット」という名称は、サントリー創業者・鳥井信治郎の言葉「やってみなはれ」に由来する。メンバーには、バイオリニストで東京都響コンサートマスターの水谷晃をはじめ、比較的若い演奏家が名を連ね、実現したいことに粘り強く挑戦する精神を共有する。

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記念公演のプログラムと今後の展望

初公演の曲目は、シェーンベルクの室内交響曲第1番、リゲティのチェロ協奏曲(独奏=上村文乃)、藤倉大の「リチュアル(儀式)」(日本初演)など。今後はサマーフェスティバル以外にも年に数回公演を行い、現役作曲家との共同作業にも取り組んでいきたいと語る。「新しい音楽を日常に呼び込む取り組みに期待してほしい」としている。

さらに、27日午後6時半からの「時を編む響」公演では、東京交響楽団を指揮し、三善晃、武満徹、トーマス・アデスなどの作品を若手演奏家と共演する。出演は砂田愛梨(ソプラノ)、小林愛実(ピアノ)、成田達輝、石上真由子(バイオリン)ほか。問い合わせは電話(0570・55・0017)まで。

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