29日に放送される日本テレビ系『24時間テレビ49-愛は地球を救う-』のスペシャルドラマ『幸せはある』(21:30すぎ~)で、俳優の高橋光臣がつんく♂を演じ、シャ乱Qの歴代CDジャケット5作を完全再現した。その再現度の高さに、つんく♂本人も「二度見した」と驚きを見せている。
「ズルい女」を吹くため吹奏楽部に仮入部したほどの大ファン
同作は、喉頭がんで声を失ったヒットメーカー・つんく♂と、彼を支え続けた家族の実話をもとに、妻・加奈子さんの目線から描くホームドラマ。北川景子が加奈子、高橋がつんく♂を演じ、岡田惠和氏が脚本を手掛ける。
高橋は、中学時代にシャ乱Qの「ズルい女」のサックスを吹くため、吹奏楽部に仮入部したほどの大ファン。そんな高橋の“つんく♂再現度”は、すでに本人を驚かせていた。高橋の出演発表時に公開された劇中ビジュアルについて、つんく♂自身がSNSで「二度見した」と発信し、話題を集めた。
1994年から2013年までの5作を表情や質感までこだわって再現
これまでドラマ本編映像などで2014年のつんく♂の姿は公開されていたが、今回は1994年以降の「シャ乱Q」としてのビジュアルを一挙公開。懐かしい8cmシングルを中心とした歴代CDジャケットについて、表情、ポージング、質感に至るまでこだわって再現した。
完全再現されたのは、1994年1月21日リリースの「上・京・物・語」、同年10月21日の「シングルベッド」、1995年5月3日の「ズルい女」、1996年4月24日の「いいわけ」、そして2013年7月17日の「シングルベッド」の5作。高橋がつんく♂になりきり、シャ乱Qの歩みを象徴するビジュアルをよみがえらせている。
モーニング娘。'26が12年前の「モーニング娘。'14」を再現
ドラマには、北川、高橋のほか、SixTONESの田中樹、フリーアナウンサーの武田真一、モーニング娘。'26らも出演する。田中が演じるのは、つんく♂と親しい仕事仲間であるエンジニア・田所。自身も“声”を仕事道具とする武田は、つんく♂の主治医・白石を演じる。
さらに、モーニング娘。'26が12年前の「モーニング娘。'14」を再現。当時の衣装も緻密に再現され、つんく♂とメンバーにとって重要な節目となった2014年のニューヨーク公演とその舞台裏が描かれる。このほか、つんく♂と縁のある“芸人”も出演するが、誰がどのような形で登場するのかは放送まで伏せられている。
つんく♂「妻も私も心より感謝」
物語では、2005年に出会い、翌年結婚したつんく♂と加奈子の歩みを描く。仕事を最優先に多忙な日々を送っていたつんく♂は、2013年に喉の違和感が顕著になりながらも、シャ乱Q結成25周年ライブに向けて活動を続ける。しかし翌年、残っていた仕事を終えて受けた検査で喉頭がんと診断される。
放射線や抗がん剤による治療を受けるも、がんは消えていなかった。主治医から声帯の全摘出を提案される中、つんく♂は「わかりました。声帯を全摘出してください。そして、私は生きます」と決断する。ドラマは病気との闘いだけでなく、その後も再発や新たな病への不安と向き合いながら暮らす家族の現在までを描く。
放送を前に、つんく♂は「音楽(創作物)には作り手の諸事情なんて本来関係ない。だから病気や家族の頑張りにスポットが当たるのは本望じゃないと思って、本を書いた以降はなるべく病気には触れないように生きてきました」と胸中を告白。それでも今回、さまざまな縁が重なってドラマ化に至ったとして、「北川景子さん、高橋光臣さん並びに関わっていただいたすべての皆様に、妻も私も心より感謝いたします」とメッセージを寄せた。
【編集部MEMO】今回のオファーを受けた際には、憧れの人物を演じることへの喜びと同時に大きな戸惑いもあったという高橋光臣。「私でいいのかと真っ先に思いました」と振り返り、「役者として、そして一人の表現者として尊敬するつんく♂さんを演じられることは、この上ない幸せ」と出演を決断した経緯を明かしている。(C)日テレ



