親の通夜より推しのライブ優先はあり?精神科医・香山リカの見解
親の通夜より推しのライブ優先はあり?精神科医の見解

発言小町に寄せられた「親の通夜と大好きなアーティストのラストライブが重なった場合、どちらを優先すべきか」というトピックが、精神科医の香山リカ氏のコラムで取り上げられ、大きな反響を呼んでいる。

トピックの内容と反応

トピ主は「葬儀はそんなに重要?」と問題提起し、家族と議論したところ「自分は通夜を選ぶと思うが悩む気持ちもわかる」と話したところ、「ありえない!」と一蹴されたという。これに対し、レスの大半は「当然、通夜優先」という意見で、「親が亡くなったのにライブを楽しめるのが理解できない」「非常識」といった強い言葉も見られた。一方で少数ながら「私も行っていい派」「死ぬ前に仲良くしていた方が生産性が高い」と、ライブ優先や葬送行事の不要を唱える声もあった。

香山リカ氏の見解

精神科医として多くの患者を診てきた香山氏は、葬儀や手続きでの苦労を引きずる患者は意外と少ないと指摘。その上で「本人がどう生きていくかが一番の問題」とし、もし患者から「お通夜があるけどライブに行ってよいでしょうか」と聞かれれば、「行ってください! 思う存分、感動や感謝を味わってきてください!」と答えると述べている。罪悪感を訴える人には「亡くなったご家族もあなたがイキイキしている姿を喜んでくれますよ」と励ますという。

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多様な価値観の尊重を

香山氏は、通夜や葬儀を優先する人を否定するものではなく、敬意を表したいとしながらも、「今の自分を大切にしたい」という人がいれば、そっと認めてあげてほしいと結んでいる。このコラムは、家族の死と個人の選択をめぐる現代的な価値観の揺らぎを浮き彫りにしている。

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