俳優の佐藤二朗さんが、女優の橋本愛さんとの間で起きたトラブルに関連し、SNS上で「接触が嫌なら役者を辞めろ」といった批判が殺到している。この背景には、フジテレビの極度のリスク回避志向が影響している可能性が指摘されている。
文春報道への反発と佐藤さんの声明
一連の発端は、週刊文春が報じた記事である。記事は橋本さんに擁護的で、佐藤さんに批判的な論調だった。しかし、佐藤さん側が声明を発表したことで、今度は橋本さんに強い批判が集まる結果となり、「誰も幸せにならない」状況に陥っている。SNSでは、佐藤さんへの「接触が嫌なら役者を辞めろ」という批判が相次いだ。
佐藤さんは自身の公式X(旧Twitter)で、文春の記事内容について悔しさをにじませた。また、文春の報道のあり方自体にも批判が及び、中立・公正性への疑念や、当事者間の微妙な問題を報じる意義を問う声も上がっている。
フジテレビの声明とリスク回避志向
フジテレビは声明で「関係者のプライバシー侵害や二次被害に繋がるおそれが高いものと考え、掲載中止を強く申し入れました」と述べた。これに対して「掲載中止を求める以前に、適切な対応がとれたのではないか」という批判も出ている。情報のリーク元や情報管理のあり方にも疑問が残る。
フジテレビが極度にリスク回避志向になっていることの影響が、今回のトラブルの背景にあるとみられる。同局は過去の不祥事などから、リスクを過度に恐れる傾向が強まっており、そのしわ寄せが現場や関係者に及んでいる可能性がある。
橋本さんの事務所の状況
橋本さんは2024年末にソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)を退所し、同じくSMAを退所した久保田紗友さんとともに、個人事務所に近い「EDEN」に移籍している。EDENのサイトによると、所属タレントは橋本さん、久保田さんを含めて3名のみで、今回のような事案に適切に対処する経験やノウハウ、人的リソースを備えているかは不明だ。橋本さんの事務所からはまだ声明が出ておらず、激しいバッシングの中で身動きが取りづらい状況にあると推測される。



