西山朋佳女流王将、中七海を逆転で破り5連覇 女流四冠堅持
西山朋佳女流王将、逆転防衛で5連覇 女流四冠を堅持

将棋の西山朋佳女流王将(31)=白玲・清麗・女流名人と合わせ女流四冠=は21日、東京都渋谷区の将棋会館で指された第48期女流王将戦三番勝負(囲碁・将棋チャンネル主催)第3局で、挑戦者の中七海女流三段(28)に108手で勝ち、シリーズ2勝1敗でタイトルを防衛、5連覇を達成した。

昨期と同じ逆転防衛

昨期に続いて中女流三段の挑戦を受けた西山女流王将は、昨期と同じように第1局で先勝を許した後の第2、3局の連勝での逆転防衛となった。7期目の女流王将獲得で、女流四冠を堅持した。

振り駒で挑戦者の先手に。女流王将が珍しく向かい飛車を採用すると、挑戦者は居飛車穴熊の堅陣に組んで対抗した。挑戦者が優位に立つ局面もあったが、攻め急いで後手陣を攻略できず。終盤は女流王将が危なげなく勝った。

西山女流王将「充実していました」

局後、西山女流王将は「(シリーズを通して)充実していました。このような結果を残せたことをうれしく思います」と振り返った。

西山女流王将は今月10日の白玲戦七番勝負第5局に勝ち、5期目の白玲を獲得。女性初の棋士資格を獲得した。26日に権利の行使についての会見を行う。

中女流三段、2期連続で初タイトルならず

初タイトルを目指した中女流三段だったが、2期連続であと1勝が遠かった。「3局とも全体的に押されている内容だったと思います」と述べた。