大河「豊臣兄弟!」第25話、安藤定治の悲痛な告白に注目度76.9%
大河「豊臣兄弟!」第25話、定治告白に注目度76.9%

REVISIOが独自に取得・分析した視聴データによると、6月28日に放送されたNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』(総合、毎週日曜20:00~)の第25話「変事の予兆」において、最も視聴者の注目を集めたのは20時28分のシーンで、注目度は76.9%に達した。

安藤守就、息子の内通を知る

注目されたのは、小一郎(仲野太賀)の義父・安藤守就(田中哲司)が、嫡男・定治(森優作)の武田家との内通を知る場面だ。守就が突然織田家を追放された理由を探る小一郎は、稲葉良通(嶋尾康史)が漏らした「お主ら」という一言から、定治が内通しているのではないかと疑念を抱く。

守就が「定治。武田と通じたのか。どうなのじゃ!」と問い詰めると、定治は「はは、ははは…あはは…はあ、違う。ああー!」と激しく取り乱し、自らの顔を殴り始める。「私のせいだ!私が!私が!」と言って脇差を抜き、腹を切ろうとする。小一郎と藤堂高虎(佳久創)が素早く取り押さえると、定治はすすり泣きながら内通を認めた。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

「なぜじゃ、なぜそのような真似を!」という守就の問いに、定治は「もう疲れたのです」と絞り出すように語る。「織田についてからというもの、ずっと戦に明け暮れる日々じゃ。戦っても戦っても尽きませぬ。1つ終わったかと思えば、また次の戦場へ。親しき家来たちも次々と死んでいきました。わしもいつ死ぬか、分かりませぬ!」。定治の告白に守就も小一郎も言葉を失う。

定治は「こんな…こんな地獄の先に真にすばらしき世があるのでございますか!織田信長(小栗旬)にはそんな世を創ることなどできぬ!」と悲痛に叫び、その声がその場に重く響き渡った。

SNSでは共感の声

SNSでは「小一郎と比べて、定治は戦国乱世に適性がなかったんだね」「守就も息子の言い分が分かるんだろうな。しっかり話せていれば何とかなっていたかも」「もう完全に参っていたんだな。秀吉がいなかったら小一郎も危なかったかもしれないね」など、定治への共感や考察が集まった。

このシーンは、終わりの見えない戦に疲れ果てた定治のやるせない告白に、視聴者の注目が集まったと考えられる。

史実の安藤親子とその後

史実では、安藤親子は武田勝頼と内通した罪で追放されたが、その後も再起の機会を狙っていた。本能寺の変で信長が横死すると、父子そろって挙兵し、旧領の北方城を奪還する。しかし、結局は良通に敗れ、守就と定治だけでなく、定治の嫡男・忠四郎も討死した。

一方、良通は信長没後は秀吉に従い、1588年(天正16年)に死去。稲葉家は江戸時代以降も臼杵藩主の外様大名として明治維新まで存続した。西美濃三人衆の残り一人・氏家直元は、1571年(元亀2年)の長島攻めで殿を務めたが、六角家の佐々木祐成に討ち取られた。

『豊臣兄弟!』は、秀吉と小一郎の兄弟の絆を描く大河ドラマ。今後の展開にも注目が集まる。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ