7月14日に67歳で亡くなった評論家で編集者の山田五郎さん(本名・武田正彦)を追悼し、BS日テレ『追悼 山田五郎さん ぶらぶら美術・博物館』が23日に放送される(後6:00)。
13年半続いた番組の最終回を再放送
2010年4月から2023年9月まで13年半にわたり、各地の美術館や博物館、名所旧跡などを“散歩感覚”で紹介してきた「ぶらぶら美術・博物館」。今回は、過去に放送した「西洋絵画史まるわかり!国立西洋美術館ベストセレクション」を届ける。
この回は2023年9月27日に最終回として放送されたもので、山田さん、おぎやはぎ、高橋マリ子が上野の国立西洋美術館の常設展をじっくり堪能。ルネサンスから近代までの名作を、西洋絵画の歴史をたどりながら、わかりやすく、楽しく届けていく。
国立西洋美術館の見どころ
上野の国立西洋美術館の常設展は、東アジア最高峰と言われる収蔵作品およそ6000点を誇る。国立西洋美術館ができるきっかけとなった実業家・松方幸次郎氏が戦前にヨーロッパで買い付けた「松方コレクション」をはじめ、14世紀のルネサンス絵画からロダン、ルーベンス、モネ、ドガなど、錚々たる巨匠の作品が勢ぞろい。常設展では常時約200点を展示している。
注目は、松方幸次郎がモネのジヴェルニーの自宅を訪ね、モネに直談判して購入したという「睡蓮」。2メートル四方の大画面に、抽象と具象がバランスよく描かれた優作だ。モネが厚塗りをして盛り上がった絵具が当時のまま残されており、これほど保存状態のいい「睡蓮」は世界的に見てもかなり貴重だ。
その他、印象派に影響を与えたクールベの革新的な狩猟画や、17世紀の初めにスペインで人気を博した静物画、世界遺産に登録されている国立西洋美術館の建物を設計したル・コルビュジエの絵画作品など、ルネサンスから近代までの名作を、西洋絵画の歴史をたどりながら、わかりやすく、楽しく届ける。



