Netflixシリーズ『SとX』(8月20日より世界独占配信)の配信記念マスコミ取材会が都内で行われ、中島健人と新木優子が登壇した。精神科医兼セックスセラピストの霜鳥壱人役を演じる中島が、作品や役と向き合う中で考えたことを語った。
脚本を読んで感じたこと
中島は脚本を読んだ感想を「僕自身、脚本を見て思っていることだし、自分自身も一人の人間として、セックスって、その人の人生そのものを表すものだというふうに解釈をしていて。自分の愛し方であったり、誰かの愛し方であったり、いろんなものが『SとX』の脚本にはちゃんと含まれていて、かつ、それを霜鳥壱人として一人ひとりと会話をしていって、答えを導くというよりも、その答えを導くプロセスっていうのが、セックスセラピストとして美しいところなんだなというふうに感じました」と回顧した。
役作りで意識したこと
また、中島は「セックスセラピストって聞き馴染みがないんですよね。僕自身、(ドラマが)配信されるまでに、いろんな方にセックスセラピストとは?というものを説明する日々を過ごしているんですけど」と自身の体感を明かしながら、役作りに関して「セラピストというものは対話が大事で、そこに来るクライアントの方に対して、セックスという言葉のフィルターの中にある本音をどう汲み取っていくかが大切だと思っていて。霜鳥壱人を演じる上で、聞くことをかなり意識していました」と振り返った。
続けて、「実際、僕自身も誰かの話を聞く機会が結構あるんですね。その中でも、答えを導く、断定が欲しいというよりもむしろ……セックスというものに対して、悩むことは別に特別じゃないというか、ある種カジュアルにしていきたいというふうに、脚本を読んで僕自信も思っていた」といい、「セリフではあるんですけど、ちゃんとその相手の目を見て、でもじっと見るんではなく、とにかく話を聞いて、柔和な空間を作るということをすごく意識しました」と明かした。
作品へのメッセージ
最後に、中島は「性に対する悩みって、世界共通のテーマだなと思っています。僕自身も俳優として、この作品に真正面からしっかりと向き合いました。非常にセンシティブな内容なのかなというふうに思うんですけれども、僕というフィルターを通して、性に対する悩みが少しでもカジュアルになって、ちょっと話しやすくなればいいなと思います。刺激的なタイトルなんですけど、中身は本当に優しいドラマなので、セックスという非常にプライベートなその先に自分自身の愛し方だったり、誰かの愛し方だったり、そういうものをこの作品を通じて、皆さんにお伝えできたらなと思っています」とメッセージを送っていた。



