IMP.主演『IMPACT26』開幕 花びら77万枚、水14トンの壮大演出
IMP.主演『IMPACT26』開幕 花びら77万枚、水14トンの演出

7人組グループ・IMP.が主演を務める舞台『IMPACT26』が6日、東京・新橋演舞場で初日を迎えた。本作は2025年5月、6月に名古屋、金沢、広島の3都市を巡った前作のスタイルを踏襲し、「ショー」と「芝居」の2部構成で上演される。

約77万枚の花びらが舞い散るオープニング

照明が暗くなった黒の世界から始まり、電飾リボンを用いたパフォーマンスやCLASS SEVENによるエネルギッシュなダンスで会場の熱気が徐々に高まる中、まばゆいレーザーが割れ、IMP.の7人が登場。前作からさらにスケールアップし、約77万枚もの大量の花びらが舞い散る豪華な花吹雪の演出がステージを染めると、「ゆらゆらら」に乗せてIMP.が歌とダンスで観客を魅了した。

ユニットパートで多彩な表現を披露

ユニットパートに入ると、「Secret Mask」では基俊介と鈴木大河がマスクを用いたミステリアスなパフォーマンスを取り入れ、ラップ調の楽曲をスタイリッシュに魅せた。続いて、1stアルバム『DEPARTURE』に収録されている「SYNERGY〜以心伝心〜」のイントロが響き渡ると、パープルのジャケットに身を包んだ松井奏、横原悠毅、椿泰我の3人が登場。和楽器の生演奏と融合した和のテイストに乗せ、華やかに歌い上げた。

「Beautiful Life」では、佐藤新と影山拓也が影絵や砂を用いた幻想的な演出で世界観を表現した。緻密に練り上げられたユニットパートでは、歌声やダンスの幅広さを示すとともに、グループとしての表現力の奥行きをしっかりと印象付けた。

圧巻の和太鼓と芝居パート

静かな緊張感が会場を包み込む中、バルコニーからの演奏をきっかけに太鼓パフォーマンスが始まった。ダイナミックなソロパートやメカニカルな演出も盛り込まれ、IMP.とCLASS SEVENのメンバーが腹筋の体勢で打ち鳴らす和太鼓はまさに圧巻。肉体の限界に挑む一糸乱れぬ演奏に、会場全体が息をのんで見入った。続いて、CLASS SEVENが映像と融合したダンス、そして「White Love」を披露した。

舞台は芝居パート「MASAKADOの乱」へ移る。本作の構成・演出を手掛けている滝沢秀明氏も演じた大役・平将門を務める佐藤新と、将門に付きまとう影・捨十を務める影山拓也が魅せる息の合った迫真の演技に、観客は一気に物語の世界へと引き込まれた。半三(鈴木大河)や八郎(横原悠毅)ら刺客をはじめ、藤原秀郷(松井奏)、風月寺の住職・玄栄(椿泰我)、追捕使・権左(基俊介)らが、それぞれの思惑や野望、内に秘めた葛藤を交錯しながら世界観を豊かに広げていき、農民の息子であり、将門の配下となる太郎丸を演じる大東立樹など、CLASS SEVENメンバー、TRAINEEたちのフレッシュな存在感も作品全体の熱量を一層押し上げた。

14トンの水を使った大立ち回り

迎えた二幕目、前作を大きく上回る14トンもの水を使用した演出の中で、佐藤演じる平将門らがステージ狭しと迫力あふれる大立ち回り。激しい水しぶきが舞うダイナミックな演出と互いの信念が真っ向からぶつかり合う壮絶な戦いに、観客の視線は釘付けとなった。ラストには、IMP.をはじめとした全キャストがそろい、滝沢氏が作曲、北山宏光が作詞を手掛けた楽曲「結-Yui-」を披露した。万雷の拍手と共に、初日の幕を閉じた。同公演は、28日まで新橋演舞場で上演される。