「銀河の一票」が春ドラマ満足度1位、黒木華×野呂佳代の選挙エンターテインメントが高評価
「銀河の一票」春ドラマ満足度1位、黒木華×野呂佳代の選挙劇

2026年春に放送がスタートした連続ドラマの終盤(6月放送分)における満足度調査で、カンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『銀河の一票』(主演:黒木華)が総合満足度スコア3.51で首位を獲得した。ORICON NEWSが自社モニター690人を対象に毎週実施した調査に基づく「総合満足度スコア」によるランキングで、前回の中盤調査に続き1位を守った。

『銀河の一票』が示した理想のドラマ像

本作は、政治家の不正を密告する告発文をきっかけにすべてを失った与党幹事長の娘で秘書の星野茉莉(黒木華)が、政治素人のスナックママ・月岡あかり(野呂佳代)を東京都知事にすべく選挙に挑む“選挙エンターテインメント”。若い女性政治家秘書と市井の女性がタッグを組み、都知事を目指す50日間の物語が描かれた。

アンケートで特に満足度が高かった項目は、キャスト(主演)が★3.91、キャスト(主演以外)が★3.87、ストーリーが★3.77。全作品の平均との差が最も大きかったのはストーリーの満足度で、相対的に高い評価を得た。

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視聴者からは、「心にささるセリフがある。忘れないでいたい」(神奈川県・40代女性)、「日高のり子の「勇気!」がすばらしかった」(千葉県・30代男性)、「主役の2人やそのセリフがすごくココロに残る」(福岡県・40代女性)など、印象的なセリフやキャストの演技が好評。最終回はまさかの結末を迎え、「ドラマはこうありたい。選挙に勝とうが負けようがそれはどうでも良くて、登場人物達が紡ぐ言葉が素晴らしいので応援したくなる」(福島県・50代女性)、「こういうドラマが増えてほしい。人権や多様性に配慮されていて、社会によい影響を与えるドラマ、本当に最高だった」(東京都・40代女性)と絶賛の声が相次いだ。

2位『月夜行路』―文学とミステリーの融合が光る

2位は、日本テレビ系水曜ドラマ『月夜行路―答えは名作の中に―』(総合満足度スコア3.33)。波瑠と麻生久美子がW主演を務め、人気ミステリー作家・秋吉理香子氏の同名小説を実写化。専業主婦・沢辻涼子(麻生)と銀座のミックスバーのママ・野宮ルナ(波瑠)が、文学の知識を駆使して事件の真相に迫る痛快文学ロードミステリーだ。

満足度が高かった項目は、キャスト(主演)★3.75、キャスト(主演以外)★3.58、映像★3.52。全作品平均との差が最も大きかったのは美術(★3.50)。波瑠演じるルナの華麗な衣装が話題を呼び、「衣装や小物がお洒落だし主役がとても綺麗で見ていて心地よい」(岩手県・50代女性)、「ルナ役の人の演技がインパクトがあり、とても印象的でした」(東京都・40代男性)と好評。ストーリー展開についても「文学のことを少し知れつつ謎解きなのが斬新で面白い。ちょっと読んでみたくもある」(愛知県・40代女性)、「脚本もすばらしく、難しい役どころの主人公も波瑠ちゃんの神秘的な美しさでまったく無理なく演じられていて素敵」(兵庫県・40代女性)と多くの支持を集めた。

3位『リボーン』―高橋一生の一人二役が絶賛

3位はテレビ朝日系『リボーン 〜最後のヒーロー〜』(総合満足度スコア3.29)。序盤はTOP3圏外だったが、終盤で急上昇。高橋一生が、富と名声を手に入れた上層社会の男・根尾光誠と、借金まみれの下町商店街に生きる青年・野本英人の一人二役に挑んだ“再生”の物語。

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満足度が高かった項目は、キャスト(主演)★3.78、キャスト(主演以外)★3.45、セリフ★3.39。全作品平均との差が最も大きかったのはキャスト(主演)で、高橋の演技力が高く評価された。視聴者からは「高橋一生の二役は本当すごい」(神奈川県・40代男性)、「高橋一生が演じる別人を演じる高橋一生が面白い。モノローグも上手い」(神奈川県・30代女性)、「序盤は別人を演じ分ける器用さ、今は同一人物だけど、片方が意識的に別人を演じているのを演じているという複雑な状態ですが見事」(東京都・40代女性)と、二役を巧みに演じ分ける演技力を絶賛する声が相次いだ。

4位から10位―多様なジャンルの作品がランクイン

4位は『田鎖ブラザーズ』(TBS系、スコア3.28)、5位は『時すでにおスシ!?』(TBS系、3.25)、6位は『コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店』(NHK総合ほか、3.20)、7位は『魯山人のかまど』(NHK総合ほか、3.18)、8位は『今夜、秘密のキッチンで』(フジテレビ系、3.15)、9位は『産まない女はダメですか? DINKsのトツキトオカ』(テレビ東京系、3.14)、10位は『未解決の女 警視庁文書捜査官 Season3』(テレビ朝日系、3.12)となった。

調査は2026年6月1日から28日の期間に放送された地上波ドラマ(深夜枠除く)を対象に、自社モニター690人の回答データから満足度と視聴数を基に「総合満足度スコア」を算出した。