シナモロールが初の各都市を巡るミュージカル『シナモロールワンダートリップ〜消えた魔法の秘密〜』で全国4都市を巡回する。本作は、「カフェ・シナモン」の大切な記念日を前に、シナモロールたちが“魔法の世界”へ迷い込むことから始まる冒険ファンタジーだ。仲間との出会いや交流を通して、それぞれの違った魅力や、相手を信じ、思いやり、支え合うことの大切さに気づいていく姿が描かれている。
25周年を前に、もっと多くの人に会いに行きたい
プロデューサーの奥村美南さんは、全国4都市を巡る理由について「シナモロールは来年でデビュー25周年を迎えます。この25年間、たくさんのファンの方に愛されてきたシナモロールですが、25周年を前に、もっといろいろな方々に会いに行きたいと思い、今回全国4都市を巡ることを決めました」と説明。各都市で同じ世界観や体験を届けたいと語った。
物語のカギを握るシーンには花江夏樹さんがゲスト声優として出演。シナモロールイベントのテーマソング「キミだけの魔法」の作詞・作曲はシンガー・ソングライターの川崎鷹也さんが担当した。
「シナモンくんに全振り」して生まれた楽曲
川崎さんはオファーを受けた際、「最初はびっくりしました。僕が書いていいのだろうか、と」と当時の心境を振り返る。制作にあたっては「シナモンくんがこれまで歌ってきた楽曲は全部聴きました。制作期間中は、シナモロールの公式ホームページを一番見ていたんじゃないかというくらい読み込みました」と明かした。
楽曲作りでは、“ともだち”や“だいすき”というシナモンくんの世界観をワードとして出しつつ、「無理をしないこと」を大切にしたという。「シナモンくんが思っていることや伝えたい部分に、いかに僕が寄り添えるかを大切にしました。言葉の選び方はシナモンくんに全振りしているので、僕にとっても新しい体験でした」と語る。
等身大のシナモンが描かれる新たな一面
奥村さんは、シナモロールらしさを守るために「魔法の世界という壮大な冒険ではありますが、シナモンとフレンズたちの掛け合いから、いつもの温かさや優しさを感じられる内容にしたいという思いは最後まで大切にしました」とコメント。一方で、この作品でしか見られない一面として「少しステップを間違えたり、できないことにも頑張って挑戦するシナモンを見ることができます」と話す。
川崎さんは、シナモロールへの印象の変化について「最初は、やっぱりかわいらしくて、ふわふわした印象でした。ただ、そこから弱さや悩みを抱えていたり、誰かを羨ましく思ったりする一面を知って、すごく等身大な存在なんだなと思いましたね」と述べた。
「一人じゃないんだよ」を伝えたい
今後の広がりについて、川崎さんは「シナモンくんやサンリオが好きな方にはもちろん観ていただきたいです。それだけでなく、何かに行き詰まっている方や悩みや不安を抱えている方にも、エンターテインメントを通して『一人じゃないんだよ』ということを伝えられたらと思います」と期待を込めた。
シナモロールとはどんな存在かという問いに、川崎さんは「『愛情』じゃないですか? シナモンくんは、自分のためではなく、いつも友だちや大切な相手のために何かを考えて行動している子です」と回答。奥村さんは「シナモンもフレンズも、時には彼ら自身が悩んだり迷ったりすることもあるからこそ、そっと背中を押してくれる存在なのかなと思います」と語った。
『シナモロールワンダートリップ〜消えた魔法の秘密〜』は8月15日に東京・パルテノン多摩で開幕する。



