吉本興業の所属タレント約6000人を対象にした『芸人原作オーディション ゼロイチ』の最終プレゼンが23日、BSよしもとの2時間特番で放送され、NMB48を卒業したばかりの安部若菜が最優秀作品賞を受賞した。
約600作品から選ばれた18人が最終プレゼンに挑戦
このオーディションは、吉本興業がメディアプラットフォーム「note」とタッグを組み、書籍化や映像化など複数メディア展開を目指す「次なるヒット原作」を発掘するプロジェクト。note上での作品の閲覧数や読者の反応が選考に反映され、約160名・600作品を超えるエントリーの中から選ばれた18人が最終プレゼンに挑んだ。
審査には出版各社や映像配信プラットフォーム、映像関連会社など総勢29社から審査員が参加したほか、オブザーバーとして又吉直樹、尾崎世界観、野沢直子も登場した。
受賞結果とコメント
最優秀作品賞に輝いた安部若菜は、創作活動資金50万円と、吉本興業全面バックアップのもと書籍化・映像化に向けた各社との協議が行われる。さらにnote賞として、noteクリエイター支援プログラムにより出版各社に書籍化の推薦が案内される。
安部は作品『ここにきてください』でW受賞を果たし、「50万円もいただいていいんですか? 本当に嬉しいです。これをいただいたからにはいい作品をつくって初代ゼロイチにふさわしい人間になれるように頑張りたいと思います」とコメントした。
優秀賞ほか各賞の受賞者
優秀賞(書籍化部門)には、あわよくば・ファビアンの『ショートショートトーキョー』が選ばれ、賞金5万円と書籍化に向けた各社との協議が行われる。ファビアンは「責任もって面白いものを作りたいと思います!」と喜びを語った。
優秀賞(映像原作化部門)には、ヒューマン中村の『死神』とつじくんの『ループする芸人』が選ばれた。ヒューマン中村は「プレゼンでガムを言ってスベッた時どうなるかと思いましたけど、(賞を)いただけると思わなかったのでめちゃくちゃうれしいです」とコメント。つじくんは「(先に発表された)書籍部門がアカンかった時点で『終わった』と思っていたので映像化部門に選んでいただいて本当にすごく嬉しいです」と述べた。
第一芸人文芸部賞にはシゲカズですの『口の悪い少女』が選ばれ、第一芸人文芸部の次回作への作品掲載、もしくはヨシモトブックス全面バックアップのもとZINEを制作・販売する。シゲカズですは「正直ボロクソ言われると思ってたので(作品名参照)、まじでボロクソ言い返したろと思ってたんですけどまじでうれしいです」とコメントした。
FANY:D賞にはホテル・橋本大祐の『推しでもない芸人と繋がりたい』が選ばれ、ショートドラマ化が決定し、FANY:Dアプリでの放送が確約された。橋本大祐は「めっちゃうれしいです! アツすぎます! 今、携帯のキャリアがauなんですけど、これはドコモに変えます」と喜びを表現した。



