築150年の古民家をリノベーション、アイデア満載の住まい『渡辺篤史の建もの探訪』
築150年の古民家リノベーション『渡辺篤史の建もの探訪』

俳優・渡辺篤史が案内役を務めるテレビ朝日系の人気番組『渡辺篤史の建もの探訪』(毎週土曜 前4:25)の20日放送では、千葉県市原市にある「古民家リノベーション 大きな土間の家」を取り上げる。

築150年の古民家を再生

今回紹介される志村邸は、築150年と伝わる古民家を大規模改修した住まいだ。昭和時代に建てられた離れとは、風除室として機能する廊下でつながれている。

特徴的な広いコンクリート土間

母屋に入ると、まず目を引くのは広々としたコンクリート土間。改修前は地下水の影響で床が波打っていたが、上部構造に問題がなかったため、建て替えではなくリノベーションを選択。この広い土間は、湿気が室内に入り込むのを防ぐ役割も果たしている。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

古材を活かした工夫

リノベーションによって生まれた土間空間と、昔ながらの畳の間をつなぐのは大きな食卓。ダイニングの一部に使われていた床の構造材「大引き」をテーブルの脚に再利用するなど、古民家の歴史を受け継ぐ工夫が随所に見られる。

現代的な設備と和の空間

裏庭に面した水平連続窓の前には造作デスクを設置。その先に設けた小上がりは、編み物講師である妻のアトリエとして活用されている。一方、15畳、10畳、6畳の続き間となる和室は、建具を含めて当時の姿をできる限り保存。縁側を改修した土間が回り込むことで、住まい全体に回遊動線が生まれ、新旧が心地よく共存する空間に仕上がっている。

歴史ある建物の魅力を受け継ぎながら、現代の暮らしに寄り添う古民家再生のアイデアが詰まった一軒となっている。

改修:2022年3月
建築面積:245.6平方メートル(74.3坪)
延床面積:165.0平方メートル(49.9坪)
構造:木造伝統工法
設計:三栗野鈴菜+西山依里/kurosawa kawara-ten

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ