観光消費額と宿泊客数が過去最高を更新
福岡県柳川市は2025年の観光動態調査結果を公表した。観光消費額は約76億4300万円、宿泊客数は約12万7000人で、いずれも過去最高を記録した。市は好天に恵まれたことや、宿泊割合の高い外国人観光客の増加が要因と分析している。
入り込み客数はコロナ禍前を上回る
観光入り込み客数は前年比8.2%増の130万8300人。過去最高だった2017年には及ばなかったものの、新型コロナウイルス禍前の2019年を上回った。このうち宿泊客数は同5.7%増で、3年連続の過去最高更新となった。
日帰り旅行増加で宿泊割合は微減
一方、入り込み客数に占める宿泊客の割合は前年比0.2ポイント減の9.7%だった。市観光課は「物価高の影響で日帰り旅行の割合が増えたため」と説明している。
外国人観光客は過去最高の約25万8000人
外国人観光客数は前年比24.6%増の約25万8000人で、過去最高を記録。国・地域別では台湾が58.7%と最も多く、次いで韓国24.4%、欧米豪3.9%だった。
川下り利用者も過去最高、イベントも好調
川下りの利用者数は前年比10%増の約44万8000人で過去最高。主なイベントの来場者数は「中山大藤まつり」が約14万人、「さげもんめぐり」が約9万人、「ひまわり園」が約7万人だった。
市長、今後の観光施策に意欲
6月末の記者会見で松永久市長は「沖端地区では電柱地中化や歩道整備を進め、西鉄柳川駅西側では親水広場の整備が進んでいる。どんこ舟の運航も検討しており、歩いて回れる観光のあり方を考えたい」と述べた。



