台湾人ブロガー林氏璧氏が語る、日本人が知らない訪日客の本音
台湾人ブロガー林氏璧氏が語る訪日客の本音

主に台湾人に向け、日本観光の魅力やノウハウを発信している台湾人の著名ブロガー、林氏璧さん(52)が、今後の日本社会に必要な戦略や課題を語った。

台湾人が日本を選ぶ理由

林氏璧さんは、自身のSNSフォロワーの反応をもとに、台湾人の訪日客が多い理由を次のように説明する。台湾人にとって日本は歴史的、文化的、距離的に近い国。日本の植民地だった歴史があるため、日本文化が残り、日本語を話せる年配者も少なくない。台湾人は何世代にもわたって、幼い頃から日本の漫画やアニメ、テレビゲーム、流行歌、テレビドラマなどに親しんできた。大人になって海外旅行の行き先を考える時、それらの舞台となった日本が筆頭候補になるのは当然だと述べる。

また、勤め人が一度にとれる休暇の日数は台湾でも限られる。日本は台湾から片道3時間ほどのフライトで、比較的安く、安全に楽しめる。中韓や東南アジア諸国への所要時間も似ているが、支払うコストに見合う満足感を確実に得られるのは日本だと強調する。

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人気の投稿内容

林氏璧さんが運営するフェイスブックやユーチューブのアカウント「日本自助旅遊(個人旅行)中毒者」では、最も反応が良いのは日本のグルメ紹介の投稿だ。日本には職人気質の料理店が多く、歴史的に各国の文化を取り入れ発展させており、東京や大阪には世界最高レベルの料理やデザートを出す店が集まっている。そうした味を求め、時に長い行列に並ぶことは台湾人にとって価値ある儀式になっているという。

2番目に好評なのは実用的な旅行情報。台湾人の訪日客の9割はリピーターで、通り一遍の観光地紹介ではなく、短い時間で費用を節約しながら効率的に最高の景色や食事を楽しめる攻略法を求めている。

地方志向の理由

台湾人の訪日客は、日本政府も誘客を目指す地方都市への訪問率が非常に高い。林氏璧さんはその理由について、コロナ禍直後は人口密度の高い都市を避ける傾向があったことなどを挙げている。

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