幻の高級魚「クエタマ」鍋セット、白浜町のふるさと納税返礼品に採用
幻の高級魚「クエタマ」鍋セット、白浜町の返礼品に

和歌山県白浜町は、幻の高級魚とされる「クエ」と、沖縄沖などに生息する「タマカイ」を交配させた新魚種「クエタマ」の鍋セット(冷凍)を、ふるさと納税の返礼品に新たに採用した。一定の生産量が見込めるようになったためで、今年11月から順次発送を開始する。

「海を耕す」理念から生まれた新魚種

昭和23年、近畿大の前身の大阪理工科大が白浜町に白浜臨海研究所(現・近畿大水産研究所白浜実験場)を開設。近畿大初代総長・世耕弘一の「海を耕す」という理念に基づき、海水魚養殖の研究が続いている。

開設から60年以上が過ぎた平成23年、交雑に成功し名付けられた「クエタマ」は、成長が遅く出荷に日数がかかるクエの弱点を、成長の早いタマカイと掛け合わせることで克服した。クエ特有の淡泊で上品な味わいを受け継ぎつつ、養殖効率が飛躍的に向上したため、新たな養殖事業として期待を集めている。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

返礼品の内容と申し込み方法

これまで近大出資のベンチャー企業「アーマリン近大」(白浜町)のオンラインショップで販売されてきたほか、大阪・関西万博の養殖魚専門料理店でも提供され、話題を呼んでいた。

今回提供される返礼品は「こだわりだしぽん酢」が付いた冷凍鍋セット。寄付額2万4000円で2、3人前にあたる500グラム、同4万円で4、5人前に相当する1キロのセットを受け取ることができる。発送は来年2月までで、なくなり次第終了となる。

同研究所の担当者は「クエタマの養殖効率の良さをPRして業界全体に貢献するとともに、多くの方においしさを知ってほしい」と話している。

ふるさと納税に関する問い合わせは、和歌山県白浜町総務課ふるさと納税担当(0739・43・6598)まで。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ