韓国・仁川の脱北者経営食堂で味わう北朝鮮料理、日本人にも人気
韓国・仁川の脱北者経営食堂で味わう北朝鮮料理、日本人にも人気

新型コロナウイルスの感染拡大以降、北朝鮮への門戸は固く閉ざされているが、韓国では脱北者が経営する食堂で北朝鮮の日常食を味わうことができる。ソウル西隣の港町・仁川市にある「クッカの店」は、日本のいなり寿司がルーツとされる「豆腐飯」や「人造肉」など、北朝鮮の歴史と知恵が染みこんだ料理を提供している。

日本人にも人気の北朝鮮式「いなり寿司」

ソウル市内から地下鉄1号線で約1時間、仁川駅前の観光案内所で行き方を尋ねると、担当の女性が日本語で道順を書いてくれた。日本人からの問い合わせが多いという。

仁川駅から水仁・盆唐線に乗り、「蘇萊浦口駅」で下車し、路線バスを利用して高層アパート団地群の中にある「クッカの店」に到着。店内はテーブルが2つで、昼時を過ぎてもほぼ満席だった。大豆と唐辛子の香りが漂う。

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庶民の命をつないだ「人造肉」

店員の女性は「ここ、北朝鮮食堂なこと知っているでしょう」と念を押し、わずかに北朝鮮なまりが残っていた。「それが食べたくて日本から来たんですよ」と答えると、他の客は警戒した視線を投げかけたという。

この店では、北朝鮮の庶民が食べてきた「豆腐飯」や「人造肉」など、北朝鮮の日常食を提供している。日本人YouTuberの紹介で注目を集めているという。

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