昭和から平成にかけて、10代の少女たちの圧倒的な支持を受けた雑誌『マイバースデイ』。その愛蔵版『『My Birthday』愛蔵版1979~2006』(実業之日本社・3520円)が発売された。
当時の編集部員が集結
人気の理由は、占いやおまじないをツールに、多感な10代の少女の「心」に真摯(しんし)に寄り添った、当時新しい編集方針にあったとされる。看板企画は「毎日の星占い」で、学校でクラスの誰かが必ず読んでいたという記憶を持つ人も多いだろう。
懐かしい記事を復活させるにあたり、当時の編集部員も集結。その熱すぎる思い入れも含め、あの時代を一冊に詰め込んだという。
読者も編集スタッフの娘たちも「タイムスリップ」
本は時に音楽と似ている。読者だった人は、ページを開いた瞬間に、中・高校生の少女だった「あの頃」にタイムスリップしてしまうかもしれない。一方、編集スタッフの娘さんたちがみな、制作途中の記事を見て「エモい!」「かわいい!」と食いついてきたといい、予期せぬ新鮮な驚きがあったという。
「きっとそれは、本も読者も『時をかける少女』だからなのかもしれません」と、実業之日本社編集本部の岡田大和氏は語る。



