太くてコシが強く、噛むほどに小麦の風味が広がる「武蔵野うどん」。埼玉県を中心に44店舗を展開する「久兵衛屋」は、そんな武蔵野うどんを毎日店内で製麺し、全粒粉を配合した打ち立ての麺を提供する専門店だ。今回は、看板メニューの「肉つけ汁うどん」(715円)と、8月25日から発売された「穴子の天ぷら盛り」(682円)を実食した。
看板メニュー「肉つけ汁うどん」の実食
注文して運ばれてきた「肉つけ汁うどん」は、どっしりとした貫禄のあるうどんに、豚肉や長ネギ、油揚げなどがたっぷり入ったつけ汁が添えられている。具材の量は非常に多く、715円とは思えないボリューム感だ。
麺をひと掴みしてつけ汁につけていただくと、アゴをフル稼働しないと太刀打ちできないほどの弾力がありながら、ツルッとした喉越しも同時に味わえる。久兵衛屋のうどんは一般的な武蔵野うどんより若干なめらかな麺に仕上げられているそうで、全粒粉入りのため麦本来の豊かな風味も感じられる。
つけ汁は醤油のコクをしっかりと感じつつ、出汁の旨みと自然な甘みもあり、豚肉の脂が加わることでさらに旨みが増す。麺との相性も抜群で、国産豚バラ肉を100%使用したジューシーな肉の旨みがつけ汁に溶け込んでいる。長ネギのシャキシャキした食感や、油揚げを噛んだ瞬間に出汁がジュワッと広がる感覚も楽しめる。
期間限定「穴子の天ぷら盛り」も実食
続いて届いた「穴子の天ぷら盛り」は、穴子が丸ごと1本入っており、皿からはみ出すほどの迫力だ。箸で持ち上げると重くて長く、その重量感に感服する。
揚げたての穴子は熱々で、サクッ&ふわっの食感が特徴。身は驚くほど柔らかく、淡白でさっぱりとした旨みとふっくらとした食感のバランスが良い。ボリューム感と贅沢感もあり、682円という価格はコストパフォーマンスが高い。
野菜ネタも充実しており、揚げたてのオクラは衣が軽くサクサクしていて、中の水分と旨みが凝縮され、とろりとした滑らかな食感が楽しめる。パプリカは瑞々しく果物のような甘みがあり、ナスやカボチャもジューシーでホクホクしている。
武蔵野うどんの魅力を再確認
久兵衛屋の「肉つけ汁うどん」は、打ち立てのワシワシとした麺と出汁の効いたつけ汁、国産豚バラ肉のジューシーな旨みが揃った、隙のない一杯だ。武蔵野うどんをまだ食べたことがない人や、二郎系ラーメンが好きな人には、ぜひ近くの久兵衛屋で「肉つけ汁うどん」を味わってみてほしい。合わせて天ぷらもおすすめだ。



