京都府内でパン店の閉店が相次いでいる。小麦価格の高騰や人手不足が主因で、老舗を含む複数の店舗が廃業に追い込まれた。
老舗も廃業、背景にコスト増
京都市内で約50年続いた老舗パン店が7月末に閉店した。店主は「原材料費の高騰に耐えられなかった」と話す。ほかにも、観光地周辺の店舗が相次いでシャッターを下ろしている。
京都府パン工業組合によると、今年に入って組合員の約1割が廃業した。組合は「経営環境が厳しさを増している」としている。
人手不足も拍車
パン職人の高齢化に加え、若年層の応募が少なく、人件費の上昇も経営を圧迫している。ある店舗では「従業員が確保できず、営業時間を短縮せざるを得なかった」という。
今後も閉店が続く可能性があり、組合は行政に支援を求めている。



