秩父の地下に隠れた人気店「秩父うどん 本家原 姉妹店」普通盛りで500グラムの家庭の味
秩父の地下に隠れた人気店、普通盛り500グラムの家庭の味

埼玉県秩父地域の「家庭の味」を、おなかいっぱいになる量で味わえる「秩父うどん 本家原 姉妹店」。ワンオペで切り盛りする店長が系列の「本格手打そば 本家 原」を手伝っていることから、原則として土曜日から火曜日までの週4日の営業。限定営業で市街地から離れているにもかかわらず、昼時には優しい味を求める客でにぎわう。

不思議な立地に隠れた名店

国道299号の尾田蒔(おたまき)交差点の斜面に立つビル。地下駐車場のような場所の入り口に店舗の大きな看板がある。そこから地下に降りていき、さらに奥に店がある。券売機で券を買って店内に入る仕組みだ。

普通盛りの「つけ肉キノコうどん」(650円)を買う。大盛り券は150円、特盛券(つけのみ)は300円だった。店は島田辰男店長(59)が調理から提供まで一人で行う。水はセルフサービス。

普通盛りで500グラムのボリューム

運ばれたうどんをみて驚いた。普通盛りで皿に山盛り。島田店長に聞いたところ、普通盛りで500グラム、大盛りは800グラム、特盛は1200グラムという。

厨房では、島田さんがうどんをゆで上げ直後に冷水で締め計量器で正確に分量をはかる。麺は表面に光沢があり、しっとりとした見た目だ。口に入れるとコシがありながらも、埼玉県の中部・西部地域の手打ちうどんほど硬くはない。秩父地域の農家などでよく作られていたうどんだという。

優しい味わいの汁と「まし」の付け合わせ

うどん皿の端に蒸したナスなどが添えられていた。秩父地域の家庭うどんに昔から添えられる「まし」と呼ばれるゆで野菜の付け合わせ。汁はやや甘めの優しい味。豚バラ肉とキノコに汁がしっかりからんでいる。厨房では汁の入った鍋に具材を入れグツグツと煮ていて、丁寧な作りだと感じた。

つけうどんは麺を温かくする「あつもり」があり、かけうどんもある。カレー汁のキレ味がいい「カレーうどん」も人気だ。