アレルギーでも安心アイス、地元コンペでグランプリ…喫茶店主が開発
アレルギーでも安心アイス、地元コンペでグランプリ…喫茶店主が開発

兵庫県尼崎市七松町の喫茶店「カフェホロイムア」が、卵や乳製品を使わない氷菓「ローアイス」を開発し、食物アレルギーのある人や家族から喜ばれている。店主の長尾孝浩さん(47)は「誰もが楽しめるスイーツ。家族みんなで味わってほしい」と話す。

低温調理で栄養を守る「ロースイーツ」

ローアイスは、小麦や卵、乳製品、砂糖を使わず、カシューナッツやココナツオイルなどを原料に、48度以下の低温で調理する「ロースイーツ」の一種。「Raw(ロー)」は英語で「生」を意味し、熱に弱いビタミンや酵素が調理で損なわれず、卵や乳のアレルギーのある人も食べられる。

「食の我慢をなくしたい」と開発

長尾さんは約10年前、働いていた大阪府内のカフェで、ロースイーツに出会った。客から「アレルギーのある息子だけが食べられない状況にならないように、家族もスイーツを我慢することがある」と聞き、「食の我慢をなくしたい」とロースイーツの試作を重ね、2019年7月に独立した。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

開店当初のロースイーツはケーキのみだったが、22年にローアイスの販売を始め、現在はアイス、ケーキともに12種類ずつまで増えた。「色んな味を楽しんでもらいたく、小さめのサイズにこだわっている。普通のアイスやケーキと遜色ない仕上がりだ」と自信を見せる。

地元コンペでグランプリ、ネット販売も

ローアイスは今年、地元の人が自慢したいモノやコトを選ぶ「メイドインアマガサキコンペ」でグランプリを獲得した。

店名の「ホロイムア」はハワイ語で「前を向いて進んでいこう」という意味。店で初めてスイーツを食べた子どもが明るく前向きな顔になって帰っていくのを見ると、何にも代えがたい喜びを感じるという。気軽に楽しんでもらえるようネット販売も手がけ、「誰もが当たり前にスイーツを楽しめるよう、魅力を伝え続けたい」と話す。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ