「ありがとう浜村淳です」50年の歴史に幕 MBSラジオが9月末でレギュラー放送終了へ
「ありがとう浜村淳です」50年の歴史に幕 MBSラジオ9月末終了

MBSラジオ(大阪市北区)は7月10日、9月末の番組改編に伴い、長年親しまれてきた「ありがとう浜村淳です」(毎週土曜午前8時、関西ローカル)のレギュラー放送を終了すると発表した。パーソナリティーの浜村淳さん(91)が軽妙な語り口で映画や新聞記事を紹介する同番組は、1974年の開始から50年以上にわたり関西の朝に親しまれてきた名物番組で、その歴史に幕を下ろすこととなる。

「浜村節」で親しまれた50年超の歴史

「ありがとう浜村淳です」は、浜村さんの「さてみなさん……」という独特のあいさつで始まる七五調の「浜村節」が特徴で、映画評論や新聞記事の紹介を中心に構成されてきた。放送開始から50年の節目となった2024年3月末には平日の放送を終了し、現在は土曜朝のみの放送となっていた。最終回は9月26日に予定されている。

また、同じくMBSラジオで放送中の「浜村淳の歌の宝石箱」(毎週日曜午前5時半)については、引き続き放送されることが決まっている。浜村さんの功績をたたえ、8月31日午後7時からは特別番組が放送される予定で、ゲストと共に番組の思い出を振り返るほか、MBS本社に特設コーナーも設置されるという。

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「100歳まで続けたい」という目標も叶わず

浜村さんは、昨年4月に朝日新聞のインタビューに応じた際、「毎週土曜日は朝4時半に起きてラジオ局に向かいます。投書も全部目を通しますし、新聞も1時間は読みます」「この年齢になっても、しゃべり足りないんです。100歳まで続けるというのが目標です」と語り、衰えぬ情熱を見せていた。しかし、今回の終了発表により、その目標は実現しないこととなった。

MBSラジオの発表を受け、浜村さんは取材に対し、「『聴いて楽しく、心に沁(し)みて、責めない、一緒に考えて、共に日本を良くしよう! 地球は円く美しい』。これが、放送開始当初の方針でした。なかなか実現できないままに50年以上が過ぎました。残念です」とコメントし、番組への思いと終了への無念さをにじませた。

関西ラジオ界のレジェンド、その功績

浜村淳さんは関西ラジオ界のレジェンドとして長年親しまれ、その温かくユーモアあふれる語り口は多くのリスナーに愛されてきた。番組終了のニュースは関西を中心に大きな反響を呼んでおり、特別番組や特設コーナーを通じて、その功績を振り返る機会が設けられる予定だ。

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