Netflixシリーズ『スキャンダル』が18日より世界独占配信を開始した。同作は、ペ・ヨンジュン主演で大ヒットした同名映画を基にした新たなドラマシリーズで、愛欲を持つこと自体がタブー視されていた時代背景の中で、貴族たちの愛憎劇を描く。
『39歳』以来、約4年ぶりのドラマ復帰となるソン・イェジンは、恋愛も誘惑も禁止され、女性ゆえに多くの制約があった時代に、類まれなる才能を持つチョ夫人を演じる。プレイボーイで出世より快楽と刺激を求めるチョ・ウォンをチ・チャンウクが、夫を亡くし慎ましい生活を送る令嬢ヒヨンをナナが演じている。
出演理由と役作りへのこだわり
出演を決めた理由について、ソン・イェジンは「チョ夫人というキャラクターがとても魅力的だと思いました。あらゆることがタブーとされた朝鮮時代を背景にして人間の本能を描くという点も魅力的に思えました」と語った。チ・チャンウクは「登場人物の関係が興味深くて面白いと思いました。チョ・ウォンという人物を演じてみたいという欲や願いもありました」とコメント。ナナは「一度も表現したことのない私の新しい一面を見せられるキャラクターだと思いました。ヒヨンと私は似ている点が多いことにも気づいたので、理解して共感しながらうまく表現できるだろうと思って出演を決めました」と話した。
役作りについて、チ・チャンウクは「キャラクターの内面について深く考えましたが、監督とのコミュニケーションにもこだわりました。チョン・ジウ監督が創り上げる物語はどんな物語になるのか、チョ・ウォンはどんな方向で表現されるのか、監督と話し合うことに一番こだわりました」と説明。ソン・イェジンは「私がチョ夫人をどう解釈するか、台本を見ながら悩み、監督との話し合いを通して知りたいと思いました。チョ夫人は一筋縄ではいかない人物だからです。1シーン1シーン、全て悩みの連続でした」と明かした。ナナは「ヒヨンには子どものように純粋に見つめる目と心が必要だと思いました。見慣れないものと向き合った時のヒヨンを、体でも行動でもまなざしでも表現しなければならないと思ったので、ヒヨンの純粋さを引き出すことに注意を傾けて役作りをしました」と語った。
現代人との共通点と共演の魅力
キャラクターと現代人の共通点について、チ・チャンウクは「人間が感じる本質的な欲望や人間関係は、制約のある過去の社会にも存在し、今も存在しています。原作は1700年代に書かれた古典小説ですが、現代の人々にとって非常に興味深いテーマです」と述べた。ソン・イェジンは「本作は究極的な愛の物語であると同時に、自己実現に関する物語でもあると思います。それぞれのキャラクターが自分を見つめて、自分を知っていく旅の過程が描かれています。本作はとても普遍的な物語であり、これから10年経っても、この物語は興味深いモチーフになり得るのではないかと思います」と語った。ナナは「ヒヨンは朝鮮時代を生きる人物ですが、現代を生きる女性との共通点があると言えます。現代を生きている主体的な女性たちは自分のために、自分の望む方向に突き進んで幸せを求めて選択しながら人生を築いています。その点がヒヨンとの共通点だと思います」と話した。
共演者の魅力について、チ・チャンウクは第2話のエンディングシーンを挙げ、「ソン・イェジン先輩と初めて撮影したシーンでした。初めての撮影としては、とてもプレッシャーの大きいシーンでした。とてつもない緊張感がありました。体が痛くなるほど緊張して、密度の濃い撮影をやり遂げられたので、とてもうれしかったです」と振り返った。ナナについては「第5話のエンディングで『生きたいです』と言うヒヨンの姿が衝撃的で印象深かったのを覚えています。感情をうまく表現する姿が僕にとってはとても印象的で衝撃的でした」と絶賛した。
ソン・イェジンは「チ・チャンウクさんが登場するシーンの全般で、感情の起伏が巧みに表現されています。チョ・ウォン役がチ・チャンウクさんでなかったら、他に誰ができただろうかと思うほど、各シーンに合った演技をされていました」と評価。ナナについては「初めて登場して、スローモーションで駕籠を閉める時のナナさんの表情がまるで迷子になった小鹿のようでした。初めて見るナナさんの顔で、とても印象的でした」と語った。
ナナは「ソン・イェジン先輩と撮影しながら、チョ夫人の悪のまなざしを一度も見たことがありません。いつも善の目をしていましたね。チョ夫人の中に、さらに深みのあるソン・イェジン先輩がいるように思えたんです」とコメント。チ・チャンウクについては「優しさと冷たさを持ち合わせた印象だけでなく、悲しさや虚しさまで、ありとあらゆる多様な感情が目から感じられました。現場で演技する時も全てにおいて頼もしく、私の救世主のような印象もあり、心が温かくなってうれしかったです」と語った。



