坂東龍汰、テレビ禁止のシュタイナー教育で育ち俳優に『情熱大陸』出演
坂東龍汰、テレビ禁止の環境から俳優へ『情熱大陸』

俳優の坂東龍汰(29)が、14日放送のMBS・TBS系『情熱大陸』(後11:00)に登場する。2024年のドラマ『ライオンの隠れ家』で自閉スペクトラム症の青年を演じ、注目を集めた坂東。視線の動かし方や指先の微細な震え、言葉のトーンなどの緻密な表現は、視聴者だけでなく当事者やその家族からも絶賛されたという。配信をきっかけにその演技は海を越え、海外のドラマアワードなどグローバルな評価も受けている。

坂東龍汰の生い立ちと俳優への道

坂東は1997年、ニューヨーク生まれ。北海道で18年間シュタイナー教育を受け、テレビもゲームもインターネットも禁止された環境のなか、映画フリークの父の影響で映画だけは楽しむことが許された。高等部で演劇の授業があり、本番の体験に感動して俳優の道を志す。

役者を志したきっかけは、高等部の卒業演劇で「恐怖と歓喜が混ざった、半端じゃないエクスタシーを感じた」と言う。旅館の仲居のアルバイトでお金を貯めて上京。安アパートに暮らしながら原宿でスカウトを待ち、いくつもの事務所に履歴書を送った。

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ドラマ『ライオンの隠れ家』での演技が話題に

2024年のドラマ『ライオンの隠れ家』で自閉スペクトラム症の青年を演じ、大きな話題に。緻密な演技が視聴者や当事者家族から絶賛され、海外のドラマアワードでも評価された。

最新作への取り組みと今後の活動

ドラマ『シナントロープ』の撮影現場では、同世代の俳優たちと切磋琢磨しながら、細かな表現について監督と意見を交わす。時代劇の映画『黒牢城』(黒沢清監督)では、現代とは異なる所作を自ら解釈し演じることが求められた。「役と自分が出会う瞬間が、どの現場にもあるんです」と、芝居への熱意は尽きない。

番組は、舞台『カッコーの巣の上で』(演出・松尾スズキ)にも密着。挑むのは、吃音がある青年ビリーという難役。役作りを模索する中、原作や台本には書かれていない役の背景に思いを巡らせる姿があった。

プロフィールとエピソード

坂東は2017年に俳優デビュー。2022年『フタリノセカイ』で映画初主演を務め、第32回日本映画批評家大賞の新人男優賞(南俊子賞)を受賞。2025年、映画『爆弾』で第49回日本アカデミー賞新人俳優賞受賞。2026年に映画『黒牢城』、映画『未来』、アニメ『我々は宇宙人』の公開がある。

趣味は写真撮影。好きな食べ物はグミ、焼肉、カニ。肩こりに悩まされ、車移動ではファンからもらった愛用のネックピローが欠かせない。

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