俳優の岡田准一さん(45)が28日、大阪・箕面自由学園高等学校で開かれた映画『わたしの知らない子どもたち』(10月16日公開)の学校イベントに、子役の小八重葵美さん(13)と西川美和監督(52)と共に登壇した。サプライズ登場に、集まった生徒からどよめきの声が上がった。
戦争孤児を描く映画のイベント
同作は、戦後の日本を舞台に、戦争孤児となった少女・琴子ら子どもたちの視点から、戦争が終わった後も続く困難を描く。映画初主演の小八重さんが、家族を失い、性別を偽って孤児の仲間と生きる琴子を演じ、ダブル主演の二階堂ふみさんは軍国主義教育に加担した過去を抱えながら、生徒を見捨てた女性教師・曽根役を務める。岡田さんは、闇市で暮らす孤児たちを父親のような愛情で受け入れる新興ヤクザの組長・菊沢徹役で出演する。
サプライズ登場に歓声
映画を視聴した生徒165人が集まった体育館。生徒には西川監督以外の登壇ゲストは伝えられておらず、小八重さんと岡田さん、西川監督が体育館の後ろから姿を表すと、会場からどよめきと歓声が起きた。
MCから「おかえりなさい」と迎えられた岡田さんは「大阪出身の岡田です」と自己紹介。大阪の生徒らに「皆さんは多分、ひらパー兄さんとしての印象が強いかと思いますけど、実はひらパー兄さん、芝居やったりしてまして、ここにいる監督の作品がとても好きで参加させていただきたいなということで、ここに立たせていただいております」と語った。
生徒との交流とファンサ
イベントでは、生徒が登壇者に感想を直接伝えた。登場人物の心情に寄り添ったり、戦争による悲惨さを実感したりと真剣に作品に向き合った生徒らの感想に、西川監督、小八重さん、岡田さんは感心しきりだった。ティーチインでは、物語や撮影などについての熱心な質問が数多く寄せられた。
最後は学生とフォトセッション。生徒たちの前に来た岡田さんは自ら手を差し出し男子学生と握手するファンサも見せた。最後のあいさつでは、生徒の感想をすべて読んだという小八重さんが「みんなすごい良いことばっか書いてくれて、ほんとになんだろう?…結婚したいなって思いました」と言い、生徒たちの黄色い悲鳴が浴びせられた。すると岡田さんも「僕も結婚したい」と重ね、再び黄色い悲鳴が響いた。岡田さんは「結婚してました、すいません」と自らフォローし、笑いを誘っていた。