稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾が所属する「CULEN」の代表取締役でもある飯島三智氏が、韓国の大手エンターテインメント企業「HYBE」に電撃就任したことが明らかになった。SMAPの育ての親として知られる飯島氏の新たな挑戦に、業界内外から期待と不安が交錯する声が上がっている。
飯島三智氏の実績とHYBE就任の背景
飯島氏は、かつてジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)でSMAPのマネジメントを手がけ、国民的アイドルへと育て上げた功績で知られる。その後、独立してCULENを設立し、元SMAPメンバー3人の活動を支えてきた。今回のHYBE就任は、韓国企業が日本人グループをプロデュースするという新たな局面を迎えたことを示している。
HYBEはBTSを擁する韓国最大手のエンタメ企業で、近年は日本市場への進出を積極的に進めている。飯島氏の起用は、HYBEが日本市場でさらなる成長を狙う戦略の一環とみられる。
アイドルシーンの変化と女性ファンの台頭
現在のアイドルシーンでは、女性が女性アイドルを推す傾向がさらに強まっている。特に今年、木村ミサ氏がプロデュースするアソビシステムのFRUITS ZIPPERは東京ドーム公演、指原莉乃氏がプロデュースする代々木アニメーション学院の=LOVEはMUFGスタジアム(国立競技場)での公演を成功させるなど、女性プロデューサーによる女性アイドルグループが人気を博している。
CANDY TUNEやCUTIE STREET、≠MEや≒JOYなどの活躍もめざましく、女性や子どもを中心としたファン層の拡大が評価されている。この流れは男性アイドルシーンにも影響を与えており、飯島氏がどのような戦略で臨むのか注目が集まる。
飯島氏に期待される役割と課題
飯島氏の実績や人脈、判断力、行動力に疑いの余地はないが、懸念点も指摘されている。最大のものは「韓国企業が日本人グループをプロデュースすることへの違和感」だ。一部からは「なぜ韓国企業なのか。日本企業ではダメなのか」といった声も上がっている。
また、グループの乱立によって国民的グループを生み出すハードルが上がっていることも課題だ。「楽曲、ビジュアル、プロモーションなどでK-POPを踏襲するようなやり方では日本人からの十分な支持を得られない」との指摘もあり、飯島氏は自身の強みを生かしつつも、新たな策で挑むことが求められる。
今後の展望
飯島氏がHYBEでどのようなグループをプロデュースするのか、現時点では明らかになっていない。STARTO勢のファンを切り崩して&TEAMをSnow ManやM!LKに近いレベルの人気者に育てるのか、あるいは新たなグループに力を注ぐのか、その動向が注目される。
飯島氏の就任は、日韓エンターテインメント業界の協業を象徴する出来事であり、今後のアイドルシーンに大きな影響を与えることは間違いない。



