8人組グループ・timeleszの松島聡がデザインした兵庫県南あわじ市公認キャラクター「淡路うず助」と、徳島県マスコットキャラクター「すだちくん」が共演するラッピングバスの出発セレモニーが20日、徳島阿波おどり空港で行われた。コラボラッピングバスは「UZSBUS」と名付けられ、両地域の観光振興と渦潮の世界遺産登録を目指す取り組みの一環として運行を開始した。
セレモニーには知事・市長らが参列
セレモニーには後藤田正純徳島県知事、守本憲弘南あわじ市長、泉理彦鳴門市長らが出席。テープカットが行われ、多くのギャラリーが見守る中、バスは南あわじ市福良に向けて出発した。このバスは、羽田空港や福岡空港、韓国・仁川空港からの航空便に接続し、観光周遊の拠点となる「鳴門駅」や人気観光地「大塚国際美術館」に停車。大鳴門橋を渡って淡路島南PAを経由し、南あわじ福良までを結ぶ空港線バスとして運行される。
UZSBUSのデザインとコンセプト
UZSBUSという名称は、「渦潮」のU、「淡路うず助」のZ、「すだちくん」のSから構成されている。バスの進行方向に向かって左側面には「淡路うず助」の世界観が左に、右には「すだちくん」の世界観が表現され、その間を渦潮マークをあしらったUZSBUSのロゴがつなぐデザインだ。世界遺産登録を目指す渦潮を中心に、2つの地域を結ぶ「夢の懸け橋を渡る」というコンセプトで命名・デザインされた。
南あわじ市内では無料シャトルバスと接続
南あわじ市内では、主要スポットを回る無料シャトルバス「UZULOOP」が運行されており、UZSBUSと接続することで、両地域の宿泊施設や観光スポットへのスムーズなアクセスが可能となった。これにより、徳島県と淡路島を結ぶ観光周遊の利便性が大幅に向上している。
「淡路うず助」誕生の背景
「淡路うず助」は、今年5月に南あわじ市の公式キャラクターに認定された。松島聡が鳴門海峡の渦潮を間近に観てインスピレーションを受けデザインしたもので、南あわじ市の道の駅うずしおに設置された大型デジタルサイネージのシグニチャーキャラクターとして誕生した。昨秋、同施設の竣工式に列席した松島から、命名の由来として「助」は手助けの「助」であることが明かされ、地域のPRに加えて、渦潮の世界遺産登録の手助けにも挑戦していくことになった。
観光と世界遺産登録への期待
このコラボバス運行は、徳島県と南あわじ市の観光連携を強化し、両地域の魅力を発信する狙いがある。また、渦潮の世界遺産登録に向けた機運を高める役割も期待されており、松島聡のデザインが地域振興に一役買っている。今後の運行状況や観光客の反響が注目される。



