細田守監督『サマーウォーズ』の先見性に染谷将太驚き「まだガラケーの時代にAIが敵」
細田守監督『サマーウォーズ』先見性に染谷将太驚き

俳優の染谷将太とアニメーション映画監督の細田守氏が19日、東京・京橋のCREATIVE MUSEUM TOKYOで開催中の『細田守の原点/展』プレス内覧会のトークイベントに出席した。

『サマーウォーズ』の先見性

2009年8月1日に公開された『サマーウォーズ』は、現実世界と仮想世界「OZ」が共存する社会を舞台に、数学が得意な高校生・健二が、憧れの先輩・夏希の実家で大家族と共にOZに潜む敵に立ち向かう物語。細田監督は「いつも作品を作っていて思うのは、時代と共に変わるものと変わらないものがある」と語り、「『サマーウォーズ』は16年前の作品ですが、AIが敵の映画なんです。今まさにそういう世の中になっている」と笑いながら振り返った。

染谷は「『サマーウォーズ』があんなに前の映画だったのかと驚きました。まだガラケーがある時代に、AIを敵として描いていたとは衝撃です」と先見性に感嘆の声を上げた。

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染谷将太が語る細田作品の魅力

染谷は細田作品に『おおかみこどもの雨と雪』(田辺先生役)、『バケモノの子』(九太役)、『竜とそばかすの姫』(千頭慎次郎役)、『果てしなきスカーレット』(ギルデンスターン役)などで出演。その魅力について「エンターテインメントとしてシンプルに楽しめるのが大前提で、その中に人々や時代の変化が表現されているのが胸に響く。『おおかみこどもの雨と雪』の時は子どもがいなかったが、後に家族を持ってから見ると全く違う感覚で観られた。世代を超えて様々な捉え方ができるが、ずっとブレない。毎回ハッとさせられる」と熱く語った。

展覧会の見どころ

『細田守の原点/展』は、『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』を中心に、絵コンテ、レイアウト、原画、背景美術などの制作資料を過去最大規模で展示。『サマーウォーズ』の「OZ」世界観を体感できるエリアも設けられている。また、中学生時代の8mmフィルム自主制作アニメ、金沢美術工芸大学時代の実写映像作品や油絵作品など、細田監督の原点を新たな視点から発見できる内容となっている。

会期は6月20日から8月31日まで、CREATIVE MUSEUM TOKYOで開催される。

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