松村北斗が挑む25年の片思い「好き」はどこから危うくなるのか
松村北斗が挑む25年の片思い「好き」の危うさ

「まさに、狂気じみた愛です」――松村北斗のその一言に、記者やスタッフから笑いが起きた。好きなものに熱中しすぎた経験を尋ねられたときのことだ。彼は子どもの頃、エビをとにかく食べ過ぎてしまったと振り返った。

「神格化していく感覚」

推しのバンドやお笑い芸人が特別な存在になり、「神格化していく感覚」も分かると松村は言う。「ちょっとオタク化するみたいな」と付け加えた。「好き」に夢中になることは誰にでもある。ただ、純粋な思いはどこから危うさを帯びるのか。

今夜(7月11日)から始まるドラマ「告白―25年目の秘密―」(日テレ系、土曜夜9時)で、松村北斗はその境界に立つ男を演じる。男の名は雪村爽太(32)。化粧品会社に勤める「人畜無害な空気系男子」だ。1人の女性に25年間思いを寄せてきたが、存在すら知られていない。だが、彼女を助けるため初めて声をかけた瞬間から、25年分の思いは表に現れていく。

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25年前の記憶

爽太は自身とは1歳違い。だが、25年前となると幼い記憶のかなたにある。「幼稚園か……。転んで鼻血を出して泣いてたぐらいしか覚えてないですね」と松村は笑いを誘いながら振り返った。

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