俳優の羽田美智子さんと故・野際陽子さんがW主演を務め、過去4シリーズ制作された東海テレビ・フジテレビ系の昼ドラ『花嫁のれん』が、2027年新春にスペシャルドラマとして復活することが決まりました。『花嫁のれん~能登に笑顔の花よ咲け~』と題し、2027年1月4日に放送されます。
能登半島地震から3年の節目に特別編を制作
『花嫁のれん』は、東海テレビの昼ドラが生んだ人気ドラマシリーズで、2010年から15年にかけて4シリーズ・全205話が放送されました。石川県金沢市の老舗旅館「かぐらや」を舞台に、主人公・神楽奈緒子(羽田さん)が、大女将・志乃(野際さん)のもとで女将へと成長していく姿を描いています。
撮影は石川県七尾市の和倉温泉や輪島市の千枚田などでも行われ、風光明媚な能登の景色とともに、「良き思い出は心の宝」のセリフに表れる人の和やおもてなしの心が共感を呼びました。
今回、2027年1月1日に能登半島地震から3年となる節目を迎えることから、震災復興の願いを込めて特別編が制作されます。羽田さんのほか、第4シリーズに登場した片瀬真知子役の矢田亜希子さんが再登板します。今年11月下旬に能登でクランクイン予定で、2027年1月4日午後1時30分から東海テレビ・フジテレビ系全国ネットで放送され、昼ドラと同時間帯に1日限りの復活となります。
物語とキャストのコメント
物語は、石川県・七尾市の和倉温泉にある旅館に、街の視察にやってきた海外からのVIPが滞在することになります。そこで働く真知子(矢田さん)は、別の旅館で手いっぱいになっている女将の代理として奈緒子(羽田さん)を呼びます。奈緒子はVIP一行を復興が進む街へ案内すると、地元の観光協会からある相談を持ち掛けられます。さらに真知子から、息子が不登校で悩んでいると聞くと、「この状況を放っておけない…」と、いつもの“おせっかい心”が顔を出し、しばらく残ることに。能登を舞台に、またしても奈緒子が何かを起こすのか…という展開です。
神楽奈緒子役の羽田美智子さんは、コメントを寄せています。
初回シリーズ放送から16年経った今でも、たくさんの人に愛されているドラマ『花嫁のれん』。その舞台となった能登。撮影でたいへんお世話になった能登にエールを送りたいとドラマ『花嫁のれん』チームが再結集します。天国からは大女将や板長も参加してくれます。少しでも復興半ばの能登の追い風になれれば…。絶対に諦めない奈緒子さんの姿を通して皆様を笑顔にできますように、心温まるドラマをお届けしたいと思っています!
※大女将役の野際陽子さんは2017年、板長役の山本圭さんは2022年に死去しています。
片瀬真知子役の矢田亜希子さんは、能登島で祖母が営む漁師民宿「かたせ」を継いでいましたが、震災に遭い、和倉温泉の旅館で働いています。第4シリーズでは「金沢女将塾」の塾生としてかぐらやで厳しい修業を受けており、奈緒子の信頼も厚いという設定です。夫は輪島市役所で働いており、真知子は七尾市で10歳の息子と暮らす別居生活を送っています。
『花嫁のれん』がスペシャルドラマとして帰ってくると伺い本当にうれしかったです!また真知子として皆さんにお会いできることが、今からとても楽しみです。震災から3年を迎える能登を舞台に、再び真知子を演じさせていただくことに特別な想いがあります。復興へと歩みを進める中で、まだまだ大変な思いをされている方々もいらっしゃるかと思いますが 皆さまの心に少しでも安らぎが訪れ、穏やかな日々とたくさんの笑顔が戻りますよう、心から願っています。『花嫁のれん』を通して能登の魅力とともに、人の温かさや希望を感じていただける作品になればと思います。
原作・脚本とプロデューサーのコメント
原作・脚本を務める小松江里子さんは、「震災から三年。今回、能登を舞台に『花嫁のれん』が、新春ドラマスペシャルとして放送されることになりました。能登の復興は進んでいるように見えますが、一番大事なものは目に見えないもの。おもてなしの心とどこか似ているようにも感じます。このドラマが能登の未来を信じ、互いに励まし合う作品の一つになればと思っています」とコメントしています。
東海テレビの稲吉豊プロデューサーは、「『能登はやさしや土までも。』能登で暮らす方の温かさを表す言葉で、和倉温泉の駅前にも掲げられています。能登では、地元の方から多くのお話を伺いました。そこで感じたことも含めて、震災から3年となる今だからこそ描ける、やさしく、温かく、未来あふれるドラマにしたいと思っています。ぜひご覧下さい」とコメントしています。
放送日時は2027年1月4日(月)午後1時30分から2時45分までで、単発スペシャルドラマとして東海テレビ・フジテレビ系列で全国ネット放送されます。