A24のラブストーリー史上No.1ヒットを記録した『ドラマなふたり』(公開中、配給:ハピネットファントム・スタジオ)の特別映像と、クリストファー・ボルグリ監督によるコメント映像が公開された。
ゼンデイヤとパティンソンが語る物語の核心
本作は、A24が贈るゼンデイヤとロバート・パティンソン共演のラブストーリー。監督は『ドリーム・シナリオ』(2023)や『シック・オブ・マイセルフ』(2022)で知られるクリストファー・ボルグリ。プロデューサーには『ミッドサマー』(2019)のアリ・アスターが名を連ねている。
特別映像では、ゼンデイヤが「1週間後に結婚式を控えたふたりの話よ」と切り出す。親友たちと食事やワインを楽しむごく普通のひとときを過ごしていたふたりだが、「そこで、すべてが変わる」。状況が一転し、ふたりは「予定通り、結婚すべきか」という大きな決断を迫られる。パティンソンは「実は互いを知らないかも」「相手をどこまで信じられるか」と問いかけ、ゼンデイヤは「愛が試されるわ。愛のためにできることは?」とコメント。さらにパティンソンは「誰かを愛することの真意も問われる」と続ける。
本作が突きつけるのは、愛する相手にすべてをさらけ出せるか、相手の「すべて」を知ったうえで愛し続けられるかという、愛の本質をめぐる問いだ。
ラブコメの魅力と監督の遊び心
一方で、重苦しい恋愛ドラマにとどまらないのも魅力。ゼンデイヤは「"これぞラブコメだ"と監督は言ってた」と明かし、「こんな脚本、初めてよ」と独創性に驚きを見せる。恋愛の可笑しさや痛々しさ、人間の弱さまで包み込んだ本作について、ふたりがそれぞれの言葉で魅力を語っている。
最後にゼンデイヤは「実際に観て、体験するしかない。すごくドラマな展開よ」と意味深に笑い、パティンソンも「覚悟しろ」と一言。それに続いてゼンデイヤが「覚悟して」と挑発し、観客を待ち受ける予測不能な"ドラマ"を予告する映像となっている。
同時に、クリストファー・ボルグリ監督が日本のファンに向けて自ら撮影・愛犬とともに出演・ディレクションを手がけた特別コメント映像も公開。楽しいグラフィックやアニメーション、効果音などを交えて遊び心を表現してほしいという監督のリクエストに応え、何度もやり取りを経て完成した映像に、監督自身は「ユーモアが抜群!」と自信を見せる。
監督のこだわりとアドバイス
本作のストーリーを思いついたきっかけや、自身の好きな恋愛映画がラース・フォン・トリアー監督の『奇跡の海』(1996)であり「胸が張り裂けるけど、愛の真の力を描いてるからだ」と即答。監督が描く"愛"へのこだわりが垣間見えるコメントのほか、劇中には本作撮影中に亡くなったデヴィッド・リンチに対しての敬意を込めた秘密の<仕掛け>があることを告白。さらに「これから結婚する人へのアドバイス」を求められると、「些細な事にこだわらないことだね」と回答し、劇中に登場するワンシーンを例に挙げ、「DJを気に入ってて、良い仕事をしてくれるなら、〇〇くらい見逃せばいい」と、ブラックユーモアを交えたアドバイスを披露する。
終始愛犬を優しく撫でながら、「日本の皆さんに作品を観てもらえるのが楽しみです」とコメント。最後は愛犬と一緒に「絶対観てね!」と呼びかける、監督自身が日本の観客に向けて語る映像となっている。
ストーリーと出演者
ボストンのカフェで運命的な出会いを果たしたチャーリーとエマは、幸せな日々を送っていた。結婚式まであと7日と迫った夜、付添人の親友夫婦と4人での食事中、これまでにやらかした最悪の行いを告白することに。軽い気持ちで始めたゲームだったが、エマの【最悪の秘密】に全員がドン引き。チャーリーはエマには想像を絶する別の顔があるのではないかと恐れを抱く。幸せの絶頂は一転、疑心暗鬼のどん底へと墜落するが、結婚式の準備を止める術はなく、遂に当日を迎える。
出演者は、エマ役にゼンデイヤ、チャーリー役にロバート・パティンソン、レイチェル役にアラナ・ハイム、マイク役にママドゥ・アティエ、ミーシャ役にヘイリー・ゲイツ。スタッフは監督・脚本にクリストファー・ボルグリ、製作にラース・クヌードセンとアリ・アスター。



