21日の「敬老の日」に合わせ、国内の100歳以上の高齢者が初めて10万人を突破し、九州・山口・沖縄でも1万7500人を超えた。佐賀県武雄市で日本舞踊の教室を開く毛利陽子さん(100)は17日、自ら着付けをして自宅の稽古場に現れ、音楽が流れると表情を引き締め、歌を口ずさみながら力強く舞った。
百寿を迎えても現役の指導者
毛利さんは1925年(大正14年)、同県多久市で6人きょうだいの長女として生まれた。日本舞踊が趣味の祖母に連れられ、幼い頃から稽古に励んだ。武雄市で医師を務める夫と結婚し、約35年前に同市で教室を始めた。現在も週1回、マンツーマンで教えている。
交流を楽しみに、今後も指導継続
日本舞踊を通じて多くの人と交流できるのが楽しみの一つ。教室の生徒たちや、発起人となったサロンを近くの公民館で月1回開き、近所の人たちと語り合う。「いろんな趣味を持った人たちで話をするのが楽しい」と笑顔を見せる。毛利さんは「これからも年齢を言い訳にせずに過ごしていきたい」と語り、今後も指導を続けるつもりだ。



