アルベール・マルケ展、久留米市美術館で開催中
アルベール・マルケ展、久留米市美術館で

20世紀フランス絵画の巨匠アルベール・マルケ(1875~1947年)の油彩など約90点を集めた展覧会「アルベール・マルケ展―水辺の変奏曲」が、福岡県久留米市の市美術館で29日まで開かれている。マルケは水辺の風景画で知られ、本展ではその足跡をたどる構成となっている。

野獣派から独自のスタイルへ

マルケは盟友アンリ・マティスらとともに、原色を用いた奔放な筆致で知られる「野獣派(フォーヴィスム)」の一員として活動したが、その後は灰色を基調とした落ち着いた色彩を特徴とする独自のスタイルを確立。故郷ボルドー近郊の浜辺やパリのセーヌ川、各地の港湾風景など、水辺の情景を生涯にわたって描き続けた。

北斎の影響と展覧会の見どころ

イタリアのナポリ湾とベズビオ山を描いた作品には、葛飾北斎の浮世絵の影響が指摘されている。同館の宮崎晴子学芸員は「タイトルを『変奏曲』とした通り、同じ場所を季節や時間帯を変えて描き分けたマルケの魅力が分かる構成にしている」と語る。

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開催概要

入館料は一般1500円、65歳以上1200円、大学生700円、高校生以下は無料。入館時間は午前10時から午後4時半まで。問い合わせは久留米市美術館(0942-39-1131)へ。

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