アメリカの俳優アラン・シック(Alan Thicke)さんが現地時間7日、カリフォルニア州ロサンゼルスの自宅で死去した。78歳だった。死因は心臓発作とみられ、息子のロビン・シック(Robin Thicke)がSNSで発表した。
数々のテレビドラマで活躍
シックさんは1947年、カナダ・オンタリオ州生まれ。1970年代からテレビで活躍し、1980年代の大ヒットドラマ『グローイング・ペインズ(原題:Growing Pains)』で父親役を演じ、一躍有名になった。同作は日本でも放送され、『マーベリック』の邦題で知られる。
また、『ヒルストリート・ブルース(原題:Hill Street Blues)』にも出演。その他、『ラブ・ボート(The Love Boat)』『ダラス(Dallas)』『となりのサインフェルド(Seinfeld)』など数多くのテレビシリーズにゲスト出演した。
音楽や司会でも才能を発揮
シックさんは俳優業だけでなく、テレビ司会者や作曲家としても活躍。カナダのトーク番組『The Alan Thicke Show』のホストを務め、また『グローイング・ペインズ』のテーマ曲を共同作曲した。さらに、ゴルフやホッケーなどスポーツイベントの司会もこなした。
息子のロビン・シックはグラミー賞受賞歌手で、代表作『Blurred Lines』で知られる。彼はインスタグラムで「父は偉大な人でした。彼は私のヒーローです」と追悼の言葉を綴った。
家族と共に最期を迎える
シックさんは息子のロビン、妻のターニャ(Tanya)ら家族に見守られながら、自宅で最期を迎えたという。葬儀は近親者のみで執り行われる予定。
シックさんの訃報を受け、ハリウッドからは多くの追悼の声が寄せられている。『グローイング・ペインズ』で共演したカーク・キャメロン(Kirk Cameron)は「彼は私のテレビ上の父親であり、実際の父親のような存在だった」とコメント。同作で妻役を演じたジョアンナ・カーンズ(Joanna Kerns)も「アランはユーモアと優しさに溢れた素晴らしい人でした」と偲んだ。



