AKB48のメジャーデビュー曲「会いたかった」(2006年)が約20年を経てリバイバルされ、当時をオマージュしたミュージックビデオも公開された。そのセンターを務めるのが佐藤綺星だ。オリコン女性アーティスト今年度最高初週売上を達成(2026年8月31日付、発表当時)し、MV再生回数も1200万回を突破するなど目覚ましい勢いを見せる最新シングル「好きish」のフロントメンバーとしてもグループをけん引する彼女にインタビューした。
「好きish」で注目度の高まりを実感
「会いたかった 2026」が収録された「好きish」は、オリコン女性アーティスト今年度最高初週売上を達成し、MVも1200万再生を超えるなど勢いに乗っている。最近の注目度の高まりについて、佐藤は「SNSでメンバーの名前を見かける機会がすごく増えていて、注目していただけている実感があります」と語る。
全国握手会では前作「名残り桜」でも多くのファンが訪れたが、「好きish」では「またさらに一段階増えたなと実感がありました」と手応えを明かした。
「オールスター感謝祭」で見せた仲間の奮闘
先日放送された『オールスター感謝祭』では、センターの伊藤百花さんが得意の陸上で番組を盛り上げた。佐藤は「ももちゃんが出演するのは知っていたのですが、忙しくて練習できる時間がないんです!『練習大丈夫かな?』と心配だったのですが、『直前に練習します!』と言っててさすがだなと思いました」と振り返る。
「ももちゃん、いつも体力の有り余り方がすごいんです(笑)。私が疲れて寝そうになっていても、ももちゃんは元気ハツラツ。文句ひとつ言わず『頑張るぞ!』という前向きな姿勢が本当に素敵で。マラソン後の『次は表彰台のセンターを取りに行きます!』と言った姿もかっこよくて、みんなの頑張る糧になったと思います」と称賛した。
グループ飛躍へ「今で満足しない」
佐藤さんも「好きish」ではフロントポジションでグループを引っ張ってきた。さらにグループを飛躍させるために必要なことについて、佐藤は「私たちは今『東京ドーム』を目標に掲げています」と明かす。
一方で、「最近行ったKアリーナ横浜や国立代々木競技場第一体育館でのコンサートは全ての公演を完売まではできていなくて」と現状を正直に語る。劇場公演で身近に会える良さがある一方で、「大きなコンサートを満員にするためには『そこでしか見られない特別な魅力』を確立させることが必要だと感じています」と分析した。
「SNSを積極的に活用しているメンバーも多い中、それぞれの素敵な個性を前面に出して、もっと多くの方に会場へ足を運んでいただけるグループにしていきたいです」と意気込みを語った。
後輩が増え、立ち回りも変化
グループ内外でメンバーを代表して前に出る場面も多い佐藤。意識していることについて、「私は17期生なのですが、もう後輩メンバーの方が多くなってきているんです。個人的にAKB48での立ち回りも変わってきたなという自覚も芽生え始めました」と明かす。
「そんな中で、今のAKB48に満足しないことは常に心がけています。もちろんたくさんいいお声をいただけているんですけど、それでもコンサートの動員をもっと増やすためにはまだまだ足りないと思っていて。MVの再生数がコンサートの動員にまだ結び付いていないのはすごく悔しいので、皆さんにその一歩を踏み出してもらえるくらいの魅力を伝えていきたいと思います」と力を込めた。
来年にはエバースさんをMCに迎えた新たな地上波冠番組も決定している。佐藤は「私たちの代で『サヨナラ毛利さん』(日本テレビ系のグループ冠番組)が終わってしまったので、私も数回しか出られていないんです。そして後輩たちは地上波の冠番組を経験していないので、私たちもワクワクドキドキしていますし、無期限で放送していただけるように一生懸命頑張りたいです」と新番組への期待と決意を語った。