中村ゆりさん死去、44歳 直腸がん 『終幕のロンド』公式Xが追悼
中村ゆりさん死去、44歳 直腸がん 出演ドラマが追悼

俳優の中村ゆりさんが9月1日、直腸がんのため亡くなった。44歳だった。所属事務所が14日に発表した。ヒロイン役を務めたカンテレ・フジテレビ系ドラマ『終幕のロンド―もう二度と、会えないあなたに―』の公式X(旧ツイッター)も追悼のコメントを出した。

所属事務所が発表「永眠いたしました」

所属事務所は公式サイトで「中村ゆりが直腸がんのため永眠いたしました。生前のご厚誼に感謝いたしますとともに謹んでお知らせ申し上げます。近親者、弊社俳優とスタッフで葬儀を済ませましたことをご報告いたします」と伝えた。

闘病については「今年8月、復帰に向け回復に努めていた中、再び腸閉塞を起こし、突然余命わずかと告知を受けました。彼女は落ち着き、美しく優しさにあふれた笑顔を絶やさず、ご家族や近しい方々と共に最後の時を大切に過ごすことができました」と説明。「彼女の30代、40代は病とたたかい、持ち前の強い気力で乗りきることも多い日々でしたが、素敵な出会いと幸せ、充実もまたたくさんありました。これまであたたかく応援してくださったファンの皆さま、お世話になりましたスタッフ、共演者の皆様に改めて心より感謝申し上げます」と故人の功績をたたえ、ファンや関係者への感謝の言葉を述べた。

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『終幕のロンド』公式Xが追悼

『終幕のロンド』公式Xは「中村ゆりさんの突然の訃報に言葉を失っています。飾らないお人柄で、いつも笑顔で冗談を言いながら撮影現場を明るく元気にしてくださいました。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と追悼した。

同作は草なぎ剛主演のヒューマンドラマ。妻を亡くし、幼い息子を男手一つで育てるシングルファーザーで遺品整理人の鳥飼樹(草なぎ)が、遺品整理会社の仲間たちと共に、孤独死した人の特殊清掃や遺品整理、依頼主と直接向き合う生前整理など、さまざまな事情を抱えた家族に寄り添っていく物語。中村さんは御厨ホールディングス次期社長・御厨利人(要潤)の妻・真琴役を務め、夫との関係に悩みながら樹と心を通わせていく切ない大人の恋を表現した。

プロフィールと主な出演作

中村さんは1982年3月15日生まれ、大阪府出身。AB型。アルファエージェンシー所属。2007年、映画『パッチギ!LOVE&PEACE』のヒロインに抜擢され、『2007年度全国映連賞』で女優賞を受賞。以降、映画『天国からのラブレター』(07年)、映画『そして父になる』(13年)、ドラマ『探偵の探偵』(15年)、ドラマ『クロサギ』(22年)、ドラマ『今夜はコの字で』シリーズなどに出演。CMやPV、舞台、ナレーションなど幅広く活動した。今年7月に腸閉塞を発症したと伝えられていた。

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